なでしこ佐々木監督の契約延長で大丈夫?サッカー協会また失態になるのか?

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女子W杯サッカーで、決勝という大舞台でアメリカに完璧にやられてしまった上での準優勝。
 
多くの選手が2大会連続で決勝進出にも関わらず、悔しさしか残らなかった大会になってしまったかもしれません。
 
 
そのせいもあるのでしょうか?
 
 
大会終了後になってから、なでしこジャパンの選手から不満などが続出しているようです。
 
 

佐々木監督の采配への不満が続出?

 
今回の女子ワールドカップ本大会では、グループリーグこそメンバーを一通り出場させながらも、決勝トーナメントに入ると、スタメンを固定しました。
 
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準決勝までについては、交代でピッチに立つのは、岩渕と澤という方程式が組まれた様にも見えました。
 
そして迎えた決勝では、誰も想像できなかった、試合開始直後の2失点で、試合は完全にアメリカにペースを握られてしまい、終わってみれば5失点。
 
 
この試合では、これまでには見られなかった、前半早々での選手交代。
 
後半途中には、これまで試してもいない、3バックを選手の突然要求する等、選手以上に佐々木監督がテンパっていることを露呈しました。
 
 
結局、監督の意図が伝わらなかった選手たちは、自ら4バックに戻し、試合を最後まで戦いました。
 
 
アメリカとの決勝戦終了後には、佐々木監督が「全部自分の責任」と口にしましたが、ピッチに立つのは選手ですから、全部とは言わないまでも、采配において不可解な点があったのは確かでしょう・・・。
 
 

佐々木監督の選手選考に疑問をもつなでしこも?

 
今回のワールドカップに向けて、3月のアルガルベカップの後に海外組の視察を示唆していた佐々木監督
 
しかし、その後海外組を見る事無く、国内組の視察に留めました。
 
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選手や関係者の間でも、佐々木監督の行動に疑問を持つ声が上がり、選手選考に納得がいかない選手もいたとされています。
 
 
今回のカナダ大会を最後のワールドカップと位置づけていた、差澤穂希については、電話でコミュニケーションを取っていて代表選考も伝えてあると言った佐々木監督。
 
 
それもどうかと思いますが、実際には、電話どころかメールでの連絡のみだったそうで、これには澤穂希も不信感を口にしています。
 
 
選手の視察については、佐々木監督が講演会を優先させたといった話もあり、2008年から続く長期政権で、馴れ合いになっている面があったのではないとも言われています。
 
 
そのあたりは、選手が監督を「ノリオ」と呼ぶ事にも現れています。
 
 
男子と女子の違いと言うには、あまりにも監督と選手の距離感や付き合い方が、どこかおかしいようにも思えるなでしこジャパン。
 
 
日本サッカー協会的には、ワールドカップ終了後に監督を代えて、リオ五輪出場権獲得に向けて、チームを作り直すことへの不安から、急遽佐々木監督の契約を延長しましたが、なにかにつけて及び腰のサッカー協会こそ、血の入れ替えが必要なのだと改めて感じた次第です・・・。
 
 

佐々木監督、新戦発掘なるか?

 
ワールドカップの激闘が終わったばかりのなでしこジャパンですが、来月8月1日からは「女子東アジア杯」が中国で開幕します。
 
この大会については、海外組は、シーズン開幕前であり、国際Aマッチデーの期間外であるため、招集は困難とされています。
 
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加えて、国内組については、なでしこリーグの再開もあり、疲労面を考慮して招集しない方針であるため、若手を中心に半分程度は、ワールドカップのメンバーと変るチーム構成となりそうです。
 
 
早ければ、来年の2月に始まる、リオデジャネイロオリンピックの出場を懸けたアジア最終予選まで、佐々木監督が指揮を取るなでしこジャパン。
 
 
すっきりしない形で終わったワールドカップからの仕切り直しをどのように進めていくのか?
 
その手腕が改めて問われる事になりそうです。
 
 
日本サッカー協会も含めて・・・。
 
 
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