トルコのガラタサライとの移籍交渉が、両クラブが主張する移籍金に開きがあるため、一転難航の様相を呈してきた、イインテルの長友佑都。
報道では、すでにロベルト・マンチーニ監督が長友佑都に直接、新シーズンでは「戦力外」であることを伝えたとされています。
昨年11月にインテルの監督に復帰したマンチーニ監督は、日本人選手には関心がないようで、サイドバックの新戦力獲得に、今夏は積極的に取り組んでいます。
獲得をすればするほど、余剰人員がでるのは避けられず、長友佑都は放出の最有力候補となっています。
現時点で、移籍先が決定しておらず、このまま移籍先の第1候補とされる、ガラタサライ行きが難航すれば、インテル残留という可能性もなくはありませんが、レギュラー争いのチャンスすら与えてくれる見込みのない、イタリア人監督の元にいても選手としては、もはやなんの意味もありません・・・。
親善試合で屈辱のトップ下起用!マンチーニの下種なやり方
先日行われた、インテル対アル・アハリの親善試合で、ありえない出来事が起こりました。
本職がサイドバックの長友佑都を、あろうことかトップ下でマンチーニ監督は起用しました。
サイドバックが基本とは言え、これまでも、より攻撃的な役割として、サイドハーフに入り中盤でプレーしたことは何度もあります。
しかし、トップ下のポジションは、長友佑都にとってサッカー人生初のポジションです。
学生時代にボランチのポジションに入ったことがある長友佑都ですが、そんな事をマンチーニが知るはずもありません・・・。
長友佑都をトップ下で起用した理由として、マンチーニ監督は、親善試合ということもあり、より多くの選手を試すため、若干の休養を与えるため、前半までで、先発全員を交代させ、後半は全く違うメンバーで挑む為でした。
その際に、本来トップ下に入るべき、エルナネスがコンディション不良で出場を見送ったため、緊急措置として、そもそも出場機会が与えられる予定すらなかった長友佑都を、そのポジションに当てはめたのです。
この時点で、他のサイドバックの選手については、そのポジションで当たり前のように起用するという意味で、長友佑都に関しては、チーム内にポジションが無いという事を意味しています。
例えそうだったとしても、5年間インテルで主力として働き、一時は副キャプテンにまでなった長友佑都に、あまりにも無礼な対応をした、マンチーニ。
イタリアサッカーの名をおとしめるレベルの下種な行為に呆れて物が言えません・・・。
常々インテル愛を口にしてきた長友佑都。
さすがに気持ちが吹っ切れたのではないでしょうか?