ハリルジャパンに遠藤が「緩急も必要」と発言!日本サッカーは結局変れないのか?

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ハリルホジッチ監督就任以降、練習試合となる親善試合では連勝を飾り、代表チームを勢い付けるた格好にはなったはずが、いざ本番のワールドカップロシア大会のアジア2次予選では、シンガポール相手にスコアレスドローという誰も想像していなかった展開になりました。
 
そして迎えた「東アジアカップ
 
 
参加国の中で、力関係で言えば一番劣ると思われた北朝鮮相手に逆転負けという結果となり、ハリルホジッチ監督就任後、初黒星を喫することとなりました。
 
 
2対1の逆転負けとなりましたが、点数以上に北朝鮮の積極性が目立つ試合展開に、完敗と言っても差し支えないようにすら感じました。
 
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期待されたMFの宇佐見は存在感を全く出せず、多くの選手が試合途中から疲労の色が目立っていました。
 
 
コンディションの問題があったとしても、あの暑い中、北朝鮮の選手は、疲労などおかまいなしに、「打倒日本!」を全面に出し、完全に気迫で日本の上回っていました。
 
 
そんな中、試合後に、今回の国内組代表メンバーの中でも年長者であるDFの槙野智章が、監督の求める縦に早いサッカーをしようとしながらも、「後ろや横にボールを回しているようでは、よくなかった」と反省しつつも状況を見てボールを落ち着かせる時間帯を作りメリハリをつけることも必要で、90分通して縦に早いサッカーは不可能」と口にしました。
 
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元日本代表遠藤がハリルジャパンに緩急を要求?

 
奇しくも、ガンバ大阪に所属するMFの遠藤が、黒星発進となった日本代表にエールを送りつつも、ハリルホジッチ監督が選手に求める、「縦に早いサッカー」について、槙野同様に苦言を呈しました。
 
遠藤と言えば、Jリーグでも日本代表でも、ゆったりと間を取るのが持ち味の選手。
 
 
そんな、遠藤がハリルジャパンに、緩急をつけることの有効性を訴えました。
 
 
ワールドカップに向けて、若手にチャンスと成長の機会を多く設けたいハリルホジッチ監督は、代表に遠藤を招集しませんでした。
 
ただ、大事な試合で立て続けに勝利を逃した事で、ゲームをコントロール出来る遠藤の代表復帰を望む声が少なからずあるのは事実。
 
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試合の緩急やメリハリといった考えかたを日本の選手が口にする中、ハリルホジッチ監督はどのようにチーム作りを進めていいくのでしょうか?
 
 

Jリーグが基準の日本代表選手達に世界基準は浸透しない?

 
ハリルホジッチ監督が日本代表に求めるのは、間違いないなく世界と勝負できるサッカーをすることです。
 
ここだけは疑いようがないところです。
 
 
しかし、今ハリルホジッチ監督が任されているのは、アジアの島国のサッカーです。
 
日本の多くの選手は、彼が求めるようなサッカーは未知の世界です。
 
 
ましてや個の力で状況を打破出来る選手はほとんどいないと言って良いでしょう。
 
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そうなれば、やはりあくまでチームですべての時間帯をコントロールする必要があります。
 
 
そのため、ハリルホジッチ監督が求める縦に早いサッカーを、選手達が素直に優先すれば、守備が崩れやすくなるのは避けられないところ。
 
 
目先の結果は度外視して、あくまでハリル流を貫くのか?
 
あくまでJリーグ、日本の独特のサッカー文化を優先していくのか?
 
 
前者を日本サッカーに求めるのは、かなりリスクが高い様に思うのです・・・。
 
 

開催国の中国が本気でサッカーを強化しようとしている

 
日本のスタイルを最優先するか?あくまで持論を優先するか?
 
 
ハリルホジッチ監督にとっては頭の痛いところかもしれませんが、奇しくも、東アジアカップのホスト国である中国では、国を挙げて本気で中国サッカーを強化しようとする動きが活発になっています。
 
 
中国リーグに欧州や南米の実績のある選手を大枚はたいて迎え入れ、サッカースクールでは、スペインの指導者を招き入れるなどしています。
 
 
閉鎖的な日本のサッカーは、近い将来、中国に追い抜かれる様な状況が生まれるのかもしれません。
 
 
我流を押し通すのも結構ですが、世界と戦うために、これまでと違うチャレンジをしてみるのも悪くはないと思うのですが・・・。
 
 

サッカー協会の大仁会長が、ハリルホジッチ進退問題に言及?

 
東アジアカップの連覇が懸かった日本でしたが、初戦の北朝鮮に敗れたことで、一気に状況が苦しくなりました。
 
そんな中、続く韓国戦と中国戦の結果次第では、ハリルホジッチ監督の進退について考えなければならない事を、日本サッカー協会の大仁会長が示唆しました。
 
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大仁会長は、残り2試合で結果が伴わなかった場合、ハリルホジッチ監督の首を切る可能性を否定しませんでした。
 
 
一体どの口がそんな事を言っているのでしょう?
 
 
ザッケローニからアギーレといったグダグダの代表監督人事で、なんら責任を取らなかったと言って良い、大仁会長が、ワールドカップロシア大会に向けて日本代表のレベルアップを図るために迎え入れた筈のハリルホジッチ。
 
 
あまりにも適当すぎる大二会長こそ、監督を切る前に、一連の不祥事を受けて会長を辞任すべきです。
 
 
結局は、このようなサッカー協会の体質こそが、日本代表強化の妨げになっていることをしっかり見つめなければなりません。
 
 
何もかもが空回りする日本代表
 
 
まずは、サッカー協会からメスを入れるのが本筋ではないでしょうか?
 
もはや監督が誰という問題以前のお話のように感じます・・・。
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