ロジャーズカップの女子シングルス決勝で、次世代の新女王と目される、スイスの18歳、ベリンダ・ベンチッチが優勝を決めました。
世界ランク3位の強豪、シモーナ・ハレプ(ルーマニア)との一戦は、接戦となり、第1セットをベリンダ・ベンチッチが奪うも、第2セットはシモーナ・ハレプが奪い返し、勝負は第3セットにもつれるも、ベリンダ・ベンチッチが3ゲームをリードしたところでシモーナが棄権。
(追記)
シモーナ・ハレプの棄権理由は<体調不良>とのことですが、試合続行断念の大きな理由は、以前から傷めていた左足の怪我の具合が悪化し痙攣が出たためのようです。
この瞬間、ベリンダ・ベンチッチの優勝が決まりました。
<女子シングルス決勝戦のスコア>
第1セット セットカウント 7対6 ベリンダ・ベンチッチ
第2セット セットカウント 7対6 シモーナ・ハレプ
第3セット セットカウント 3対0で、ベリンダ・ベンチッチがリードしたところで、シモーネが棄権。
勢いに乗ったベリンダ・ベンチッチ、新時代の幕開なるか?
ロジャーズカップでは、準決勝で世界ランキング1位のセリーナ・ウイリアムズを接戦の末に下したベリンダ・ベンチッチ。
その勢いと集中力で、世界ランク3位のシモーナをも、アクシデントはあったとは言え、試合を通じて一歩も譲らない強さを見せました。
これで、今シーズンは、6月に開催された「エイゴン国際」に続き、2つ目のタイトルを獲得しました。
現在、世界ランク20位のベリンダ・ベンチッチですが、ロジャーズカップの結果を受けて、ランキングを上げる事になりますが、今後さらなるタイトル獲得に向けて、大きな期待が出来る大会となりました。
ロジャーズカップが世代交代の第一歩となったのか否か?
今後のベリンダ・ベンチッチの活躍に注目です。
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