澤穂希は引退を考えていない?目指すはキングカズならぬクイーンサワ?

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FIFAワールドカップ決勝の舞台で、連覇の可能性を前半の内にアメリカに打ち砕かれてしまった、なでしこジャパン。
 
まさかの5失点で、どの選手も悔しさが先に立つ大会になってしまったかもしれません。
 
 
試合終了後のピッチで泣き崩れる選手たちを、最後のワールドカップと位置づけていた澤穂希が抱きしめて声を掛けている姿が印象的でした。
 
澤穂希にとっては、複雑な思いもあったでしょう。
 
 
自分がピッチに出ない状況は、チームとして決して悪くない状態を指すだけに、決勝の舞台で前半早々にピッチに送り出されたときは、試合出れる喜びと同じくらいの厳しい状況が目の前にあるということになりますので・・・。
 
 
澤穂希の最後ワールドカップは、思いも寄らない惨敗で終わってしまったかもしれませんが、彼女のプレイヤーとしてのサッカー人生は、まだ終わりを告げることはないようです。
 
 

澤穂希がリオ五輪を目指す?

 
史上最多となる6度目のワールドカップ出場を果たした、なでしこジャパンのレジェンド、澤穂希
 
本大会のメンバー入りも危ぶまれたなか、最後の最後は代表に戻ってきました。
 
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そんな澤穂希が、今後について言及しました。
 
それは、来年2016年に開催されるリオデジャネイロオリンピック出場を目指すというものです。
 
 
澤穂希は、ワールドカップ決勝戦終了後に、マスコミの取材に対し、現役でいる以上は、リオも狙うことを口にしたのです。
 
今月12日からは、なでしこリーグが再開されるため、まずはそこで結果を出すことが最優先としながらも、サッカーを続ける以上は、リオ五輪も目標にしたいとの思いを語った澤穂希
 
 
リオ五輪のアジア最終予選は、来年の2月頃に予定されており、日本や韓国を初めて6ヶ国でその座をかけて戦います。
 
リオ五輪へは、上位2チームが出場できますが、果たして澤穂希は代表メンバー入り出来るのでしょうか・・・。
 
 
もし、予選を突破しオリンピック出場が決まり、澤穂希がメンバー入りすれば、実に5度目の出場となります。
 
 
オリンピックでは金メダルという頂点を経験していないだけに、その思いはワールドカップでの惨敗によって、さらに強くなっているのかもしれません。
 
 

澤穂希はキングカズになる?クイーンサワ誕生なのか?

 
澤穂希は、今年の9月に37歳の誕生日を迎えます。
 
 
若干15歳で女子日本代表に選出され、デビュー戦では4ゴールを記録しています。
 
ワールドカップ6度の出場も、早くからその才能を開花しできた結果だと思いますが、30代後半と言えば、サッカー選手としては、ピークを過ぎた年代と言えます。
 
 
そもそもサッカー選手は選手寿命が短いスポーツ。
 
あれだけ、走る続ける訳ですから、当然と言えばそれまでですが。
 
 
そんな中で、37歳迎える今年、ワールドカップへ6度目の出場。
 
そして、38歳となる2016年はリオ五輪への出場を狙います。
 
 
未だ衰えないプレイヤーとしての気力。
 
 
どうしても、男子サッカーのキングカズこと三浦知良を思い浮かべてしまいます。
 
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カズに関しては、現役へのこだわりイコール、ワールドカップという呪縛があるように思います。
 
忘れもしない、日本のエースがフランスワールドカップ本戦のメンバーから外れるという衝撃。
 
 
あの日以降、カズの中で必ずワールドカップに出場してやるという気持ちが彼を支えていたように思います。
 
しかし、その後は代表に招集されることもなくなり、気がつけば、40代に突入し、50代が近づいています。
 
 
それでもな現役に拘り続けるカズ。
 
 
あの悲劇が無ければ、カズはすでに解説者か指導者になっていたかもしれません。
 
 
ワールドカップというキーワードがある限り、辞めるに辞められないカズがいるように思えてなりません。
 
 
澤穂希の場合は、そういった意味ではワールドカップにも出場し一度は頂点に立っています。
 
 
カズとは立場は違えど、現役に拘るところ、自分に厳しく練習も一切手を抜かないあたりは、全く同じと言えます。
 
だからこそ、プレイヤーとしての区切りを自分からつけることは難しいのかもしれません。
 
 
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一先ずは、来年のリオ五輪がポイントになると思いますが、そこでの澤穂希の決断次第ではありますが、現役を続行となれば、その時のチーム事情にもよりますが、行き場さえあれば、サッカーを続ける可能性もあります。
 
 
そうなった場合、40代を迎えたあかつきには、「クイーンサワ」と呼ばれる日が来るのかもしれません・・・。
 
 
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