マラドーナが本気でFIFA副会長のイスを狙っている?改革が求められる中それはそれでマズくない?

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引退後は度重なる奇行の方が目立ちすぎる、アルゼンチンの英雄、ディエゴ・マラドーナ
 
収賄容疑などで揺れるFIFAの改革が叫ばれる中、マラドーナがその改革のために副会長就任の可能性を自ら口にしているようです。
 
 
FIFA会長のプラッター氏が辞任を決断したことで、抜本的な改革が進むとみられるFIFAにおいて、改めて行われる会長選に、前回出馬していたアリ王子が会長就任となった場合、マラドーナは副会長に就任する可能性を示唆しているとの事です。
 
 
マラドーナは、地元アルゼンチンのメディアで、「私が副会長になったらFIFAのすべてをクリーンにする。」と明言。
 
今、サッカー界のレジェンドで、これほど「クリーン」という言葉が似合わない人もいないのですが、果たしてマラドーナの発言は本気なのかリップサービスなのか、一体どちらなのでしょう?
 

マラドーナのピッチ内外でのトラブルや奇行の数々

 
アルゼンチンの英雄、ディエゴ・マラドーナ
 
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そのプレイは多くのサッカーファンを魅了しましたが、その反面、生粋のトラブルメーカーでもありました。
 
最も有名な「神の手ゴール」、ワールドカップでの「伝説の5人抜き」などがある反面、ピッチ内外で様々な問題行動や奇行を重ねてきました。
 
 
ここではそのいくつかを御紹介します。
 
 
・ワールドカップスペイン大会二次リーグのブラジル戦でバチスタのお腹に向けて飛び蹴り。
 
この一戦では相手の徹底マークにイライラしているところに、試合自体も敗戦が濃厚となり、ついにぶち切れての暴挙でした。
 
 
・リーガ83-84シーズンのスペイン国王杯決勝で試合終了後に大乱闘
 
バルセロナに在籍していたマラドーナは、対ビルバオ戦に0対1で敗れて失意の中、ビルバオの選手の一部がマラドーナをからかい、キレてしまい乱闘になりました。
 
この乱闘では、選手のみならず、スタッフやカメラマンなどにも負傷者が出てしまいました。
 
この一戦は、当然ながらスペイン国王が見守る中での試合だっただけに、その目前で相手選手に膝蹴りをぶちかますマラドーナは、バルセロナに居辛くなり移籍することに。
 
 
・ワールドカップイタリア大会で、相手選手に睡眠薬を盛る?
 
1990年に開催されたワールドカップのイタリア大会の決勝トーナメント一回戦、対ブラジル戦で、ブランコ選手に睡眠薬の入った水を勧めたことを自ら告白。
 
同大会では、決勝戦開始前の国家斉唱で、カメラに向ってスラングを連発しています。(完全アウエーへの苛立から?)
 
 
現役時代、そして引退後も度重なるドラッグ使用問題や発言が物議を醸し、マスコミとの暴力沙汰も数知れず。
 
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アルコール依存もあり、ダーティヒーローのような存在と言えます。
 
 
ただ、それらもすべてひっくるめて、マラドーナなのでしょう。
 
改革が進むFIFAにおいて、サッカー界最強のトラブルメーカーはフェアプレイとなるのでしょうか・・・
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