メジャーリーグのブルージェイズに所属する、ムネリンこと、川崎宗則選手が、アメリカで大人気ですが、なぜ彼はこんなにも愛されているのでしょうか?
今回、その理由について、ブルージェイズの本拠地であるトロントのメディアが言及しています。
メジャーマイナーを行き来するムネリンに、ご意見番の張本氏が、「早く日本に帰ってこい!」たびたび喝を入れていますが、ムネリンがなぜ日本に帰ってこないのか、その理由もそこにあるのかもしれません・・・。
ムネリンのアメリカでの人気の理由とは?
ムネリン(川崎宗則)がメジャーにいてもマイナーにいてもその人気ぶりが変わる事はありません。
地元トロントでは、中古車店のラジオCMにも起用されており、日本人選手としては異例の出来事と言えます。
これまでこういったCMには、日本人選手が採用されることはありませんでしたが、トロントではムネリンが選ばれるのは当然と言わんばかりです。
ムネリンが登場するラジオCMの中古車店の社長は、その理由について、「ムネノリはブルージェイズファンの大のお気に入りで、彼は私たちも笑顔にしてくれる、個性もありチームメイトからも愛されいる」とコメントしています。
トロントの地元紙では、ムネリンのその人懐っこい性格と親しみやすさが、チームメイトやファンを虜にしていると伝えています。
以前から、ムネリンの片手に英単語のメモ帳?かなにかを手にし英語でスピーチしようとする姿は、毎回ファンも楽しみにしていたり、内野手としてユーティリティな彼は、まさに日本の忍者のようにも表現されています。
チームの監督、ギボンズ氏もムネリンがいるだけで何もかも良く見えると表現しています。
まさにチームのムードメーカーです。
時にユーモラスでありながら、野球に向う姿勢は真摯で真面目。
インタビューの受け答えでは爆笑を誘い、ファンをたのしませているところも印象的です。
先ほどのギボンズ監督のコメントからも、ムネリンがいかにチームの数字では表せない面での貢献度が高いかを物語っています。
勿論、試合での活躍でファンを虜にするにこしたことはありませんが、ムードメーカーとしてのムネリンの存在は、ブルージェイズにとって欠かせないものなのかもしれません。
これだけ愛されていたら、ハリさんに何を言われようともアメリカで野球を続けるのも頷けますね。