欧州CLの準決勝バルセロナ対バイエルンミュンヘンの第1試合が、日本時間5月7日に、バルセロナのホーム「カンプ・ノウ」で行われました。
接戦が予想された試合は、ホームのバルセロナペースもバイエルンが堅い守備で守る展開で後半30分すぎまで両チーム無得点の状態が続いたものの、後半32分に、エースメッシの得点でバルセロナが先制すると、そこからは一気にバルセロナに試合は傾き、終わってみれば、メッシの2得点を含む3得点で、バイエルンに快勝しました。
ホームゲームとは言え、あのバイエルンに3対0と第1戦に勝利したバルセロナは、第2戦のアウエーゲームに大きなアドバンテージを得る事となりました。
CL決勝はクラシコか?レアルの第2戦に注目
バルセロナのライバル、レアルマドリードは、先日のCL準決勝、ユベントス戦、アウエーで破れました。
ユベントス対レアルマドリード 2対1でホームユベントスが勝利。
ただ、アウエーゴールをロナウドが奪っているため、第2戦のホームでの一戦は決して不利ではなく、決勝進出の可能性は高いと言えます。
バルセロナが初戦で快勝しているため、今年のCL決勝は、クラシコになる可能性が高くなりましたが、両チームはリーガでも勝ち点2差で優勝争いをしており(現在バルセロナが首位)CLの優勝の行方と併せて、世界の注目が一層高まりそうです。
ロナウドとメッシの個人記録の行方も気になる
レアルのロナウド、バルサのメッシと、常にライバルとして比較されるチームのFWですが、リーガでの得点王争いは、毎年の事ではありますが、CLでの通算得点でも、拮抗した勝負となっています。
先日のユベントス戦で1得点を上げてCL通算ゴールが、76得点となり、通算得点での記録でしたが、7日のバイエルン戦でメッシが2ゴールを上げた事で、通算77得点となり、CL通算得点記録で抜き返しました。
そのため、両者のCL準決勝第2戦でのゴールが注目されますが、決勝進出を決めたチームのエースが記録により近づくのは間違いありません。
もしその決勝がクラシコとなれば、今シーズンの欧州は、まさにロナウド(レアルマドリード)とメッシ(バルセロナ)に始まり終わるシーズンとなるでしょう。
改めて、スペインのビッグクラブで活躍する2人のスターの存在感の大きさを感じさせてくれるGWでした・・・。