リーガ 第35節セビージャ対レアルマドリードの試合結果

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今シーズン、ホームゲームでは負け無しという難敵相手の試合となるレアルマドリード。
 
逆転優勝を狙うレアルとしては、厳しいゲームとなりそうですが、この試合からベイルが怪我から復帰しベンチ入りします。
 
レアルマドリードのアンチェロッティ監督は、この試合、DFのセルヒオラモスをクロースと並べて中盤の底に置くという戦術で挑みます。
 
DFのペペ、ヴァラン、ラモスと、3枚同時に使う戦術は、先だってのチャンピオンズリーグでの準々決勝でのアトレティコ・マドリード戦でもアンチェロッティは取りました。
 
 
ちなみに、両チームの対戦成績は、リーガ通算ではレアルマドリードの74勝41敗26分けとなりますが、セビージャのホームゲームでは、セビージャが33勝22敗15分けと勝ち越しています。
 
 
厳し試合展開が予想されるレアルマドリードですが、前半序盤から積極的にセビージャに仕掛けていきます。
 
ここのところ得点力が落ちているロナウドも試合開始直後から積極的にゴールを狙っていきます。
 
 
対するセビージャも、レジェスを中心にレアルゴールに度々迫ります。
 
 
攻守に激しい展開が試合序盤から続きますが、そんな中、セルヒオラモスとの空中戦で競り合ったセビージャのビアフが、ラモスの後頭部と鼻が接触し鼻血が止まらず尾骨骨折の恐れもあり治療が長引きます。
 
 
ピッチに一人少ない状態のセビージャに対し、前半の36分、ロナウドがゴールを決め、アウエーのレアルが先制します。
 
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セビージャサポーターがショックを受ける中、その僅か1分後にロナウドが続けざまのゴールを決め、2対0となります。
 
選手交代の決断が長引き一人少ない状態が続いた事が仇となってしまいました。
 
 
セビージャサポーターも、まさかの展開に静まり返ります。
 
 
前半、このまま終わるかと思われたアディショナルタイムに、ペナルティエリア内でラモスがPKを与えてしまい、このチャンスをセビージャのバッカが決め、2対1で折り返すことになります。
 
 
後半のセビージャは、前半でのラモスとの接触で尾骨骨折の恐れもあったビアフが、フェイスガードをつけてそのまま試合に挑みます。
 
試合は前半同様、一進一退の攻防の中、レアルは21分、怪我明けのベイルをエルナンデスに代えて投入します。
 
 
そして、わずが数分後の24分、代わったばかりのベイルからのセンタリングにロナウドが頭で合わせハットトリックを決め、レアルが3対1とリードを拡げます。
 
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ハットトリックを決めたロナウドですが、相手選手との接触で脚を痛めたようです。
 
そんな中、後半34分セビージャにイボーラが決め、3対2と1点差に戻します。
 
1点差となったことで、静まり返っていたセビージャサポーターも異様な盛り上がりを見せます。
 
その後、39分にアンチェロッティ監督はイスコに代えてイジャラメンディを投入します。
 
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ラモスを後ろに下げて5バック気味の戦術をアンチェロッティは取るようです。
 
このまま1点差で逃げ切りたいという意思の現れでしょう。
 
それでも、ゴールをこじ開けようとするセビージャは決定的チャンスを度々作りますが、レアルも必死のディフェンスで応戦します。
 
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さらに43分、マルセロに代え、アロベロアを入れ守備への意識を高めるアンチェロッティ。
 
試合はそのままアディショナリタイムに突入します。
 
時間は3分。
 
最後の最後にコーナーキックのチャンスを掴んだセビージャでしたが、レアルが守りきり勝ち点3を取り、セビージャはホームゲームで今シーズン初の黒星となってしまいました。
 
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