イラク戦で気が抜けた?W杯アジア2次予選シンガポール戦でまさかのホーム勝ち点1の日本の悲劇

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2018年のワールドカップロシア大会に向けてのスタートとなる、アジア2次予選の対シンガポール戦。

戦前の予想は、日本が何点取って勝利するかに焦点が絞られていたといってよいでしょう。

先日のイラク戦は、あまりにも不甲斐ない相手に、練習レベルでボールを回し得点を重ねた日本代表に、この試合でも同じような試合展開を期待した方も少なくなかったかもしれません。

しかし、試合開始直後、若干の固さが見える日本代表に対し、ラインは下げすぎないように保ちつつ、全員で守る時は守り、チャンスと見ればカウンターを仕掛けるという展開に持ち込んだ、シンガポール。

それでも、徐々にシンガポールゴールに迫る日本でしたが、ボールはゴールとはほど遠いところに飛ぶ始末。

前半は、全くといってよいほど、ゴールの予感をさせない展開となりました。

後半に入っても日本グダグダでハリルホジッチ切れまくり?

試合は後半に入っても、前半同様の展開となりつつ、シンガポールのチャンスが増えていく展開に。

とは言え、詰めの甘さに助けられて、ゴールを奪われるような危険な場面まではありませんが、どこかもどかしい展開に、勝ち点3すら怪しくなります。

時折、身振り手振りを交えて、選手に指示を出すハリルホジッチ監督は、明らかに苛立っているのが垣間見えます。

どうしても1点が奪えない展開に、ハリルホジッチ監督が先に動きました。

後半15分すぎに、香川選手に代えて大迫選手を投入し、岡崎選手との2トップにし、得点を取りにいく姿勢を見せました。

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時間が立つにつれ、次第に日本の惜しいシーンが続くなか、26分には柴崎選手に代えて原口選手を投入します。

※後半27分で、日本のシュート20本に対しシンガポール2本

33分には、宇佐見選手に代えて武藤選手を投入し、すべての交代カード切り、選手を鼓舞します。

日本以上に疲れが見えるシンガポールは、防戦一方となりますが、徹底的に守り、日本にゴールを許さない展開に持ち込み、日本の選手にも明らかに焦りの色が見られます。

攻撃を仕掛け続ける日本、しかし0対0のまま、後半はアディショナルタイムの4分へ突入するというまさかの展開に。

途中出場の選手も機能せず、焦りがチーム全体に広がります。

シンガポールは、後半はアディショナルタイムにシュート1本という数字が物語っているように、防戦一方ながら、貴重な勝ち点1をアウエーで手に入れました。

試合を通じて、解説者としては機能していなかった、ただのサッカーファン、松木安太郎氏の最後のフォローもむなしく響き渡ったアジア2次予選の初戦でした・・・。

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試合後、ハリルホジッチ監督は「こんな経験はしたことがない」と本音を露呈していましたが、今更ながら、日本代表監督を引き受けたことを後悔しているかも?

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