イタリアサッカー界がまたも八百長で揺れています。
セリエBのカターニアが、終わって間もない2014-2015シーズン中に、リーグ戦複数試合にて、八百長に関与した歌我があるとして、クラブの会長を始め、計7人が大砲されたようです。
カターニアは、リーグ戦15位で終えておりますが、セリエC降格圏内で瀬戸際の闘いをしていましたが、会長を始めクラブの幹部等の関係者が、降格を回避するために、いつくかの試合において、金銭での買収行為を行ったと見られています。
カターニアは、降格が自動的決まった、20位のチッタデッラとは僅かか地点5差で、残留をかけたプレーオフの18位とも勝ち点で2点差というきわどいポジションでした。
今回、調査の対象となっているのは、5試合に上るそうで、さらに別の試合についても調査が行われると見られています。
八百長行為が認められれば、降格どころの問題ではないため、真面目に戦っておけば良かったと今更関係者は思っているのでしょうか・・・。
かつては審判買収問題に揺れたセリエA
今から約10年前には、セリエAでも審判の買収騒動があったイタリアサッカー界。
このときは、ユベントスのGMだった、モッジ氏などが、審判団を脅迫していたことが明らかとなりイタリア中に激震が走りました。
結局、ユベントスは、翌シーズンをセリエB降格という処分を受け、勝ち点もマイナス9からのスタートなっています。
審判と言えば、記憶に新しいところでは、2014-2015シーズン中も、ユベントス対ローマ戦での判定に、多くの問題があったとされ、疑惑のレフェリングと批判を浴びた試合となっています。(試合は、ユベントスがローマに逆転勝ち)
2014-2015シーズンのユベントスはリーグ優勝もし、欧州CLでは、決勝戦まで進みましたが、当時はクラブにとって大きな汚点を残したと言えるでしょう。
イタリアサッカーは、またも八百長問題で暗黒の歴史を積み重ねるのでしょうか・・・。