錦織圭の怪我は軽度の筋膜炎と診断、ウインブルドン選手権出場にGOサイン!

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先日のゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ)で左ふくらはぎの痛みから試合を途中棄権し、6月29日開幕のウインブルドン選手権への出場が危ぶまれた錦織圭選手でしたが、検査の結果、太ももとの怪我は軽傷とのことで、深刻な問題はないそうです。
 
このことを受けて、錦織圭選手は、23日には練習を再会する様です。
 
 
グランドスラム初制覇という目標を掲げている錦織圭選手にとっては、ウインブルドンへはどうしても出場したかっただけに、ファンも一安心といったところでしょうか。
 
 

錦織圭のふくらはぎの怪我は「筋膜炎」別名「テニスレッグ」

 
今回、錦織圭選手が試合を棄権する原因となったふくらはぎの怪我。
 
診断の結果は、「ふくらはぎ筋膜炎」というものだそうです。
 
 
一言で言ってしまえば、ふくらはぎの筋膜が炎症を起こした状態となります。
 
筋膜というのは、薄く白い膜状で、筋肉・骨・血管・内臓を包み込み適切な場所に保つ役割を果たしています。
 
 
しかし、その筋膜にストレスがかかる事で、固くなり、他の筋膜と癒着するような状態になったりすることで、下半身の運動能力への影響もあり、負担が大きければ大きいほど、筋肉への損傷のリスクが高まると言われています。
 
例えるなら、筋肉痛という誰しもが経験がある症状から、肉離れを引き起こす手前の状態というところが、「筋膜炎」と言えます。
 
 
多くのスポーツでは、下半身を酷使しています。
 
テニスも例外ではなく、前後左右に激しく体全体を動かします。
 
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それらのフットワークも、下半身が元となって作り出すため、激しい運動の場合、股関節や膝関節など、足の関節を動かしている筋肉や筋膜には、大きな負荷がかかっています。
 
 
テニスの場合、ふくらはぎへ症状が出やすいため、別名「テニスレッグ」とも言われているそうです。
 
 
筋膜炎であれば、まだ治療を行い一定期間安静にし、無理をしなければ早期の回復が見込めますが、そこから肉離れになると状態は深刻になっていきますので、予防策としては、柔軟性のある筋力をつけることと、基本的な準備運動が最も大切だと言われています。
 
 
瞬発力が求められるテニスにおいて、切っても切り離せないとされる筋膜炎(テニスレッグ)は、錦織圭選手にとっても、グランドスラム制覇という目標への難敵の一つなのかもしれません。
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