いよいよ始まる、ワールドカップロシア大会のアジア2次予選。
6月16日のシンガポール戦から、新たな闘いがスタートしますが、若手の台頭もあり、FWでのレギュラーポジション争いも激化していますが、その中でも汗かき屋でチームのために身を投げ出す男、岡崎慎司選手には、今オフでのイングランドプレミアリーグへの移籍の話もあり、注目度が高まっています。
岡崎選手自身も、プレミアリーグへの関心は高く、条件にもよりますが、かなりの確率で移籍するのではないかと見られています。
シンガポール戦に向けた、代表の合宿でも、マスコミからの移籍に関する質問攻めに、笑ってごまかす場面もあったようです。
しかし一部の記者が、「プレミア行きなよ」と声を掛けた際は無言になるという分かりやすいところもまた岡崎選手らしいといえばそうなのですが・・・。
岡崎慎司プレミア移籍前提の武藤のマインツ行きだったのか?
現在、日本代表のチームメイトでもある、武藤選手が、来シーズンから岡崎選手が所属するブンデスリーガのマインツに移籍することが決定しています。
チェルシーというビッククラブからのオファーを蹴ってまで、マインツ行きを選択した理由の一つに、岡崎選手からの勧めもあったと言われています。
ご存知のように、ドイツブンデスリーガは、多くの日本人選手が現在所属しており、他の欧州リーグに比べ、日本人が馴染みやすい環境も出来つつあるように思われます。
そのような事もあり、武藤選手としては、より安心してサッカーが出来るであろうドイツ行きを決めたのでしょう。
一部では、岡崎&武藤のツートップを見たいという声もありますが、状況的には、岡崎選手がマインツを離れることがあっての武藤選手の移籍だと考えたほうがよいでしょう。
マインツでツートップとなる可能性より、片方はベンチを温める機会の方が増える可能性の方が高いように思いえます。
マインツもそこまで日本人づくしではないでしょうから・・・。
ここはやはり、岡崎選手のプレミアリーグへの移籍交渉が順調に進んでいると見るべきではないでしょうか。
岡崎選手の有力な移籍先とされているのが、レスターです。
レスターは、昨年の冬の移籍市場にて、マインツに岡崎の獲得を打診していたチームです。
レスターは、リーグでの順位が微妙な位置にあったため、降格の場合は、岡崎への再オファーはないと断言していましたが、めでたく踏みとどまることができたため、2度目のオファーを岡崎選手に出している可能性は高いと見られます。
岡崎慎司はマインツが嫉妬するといけないからドイツ国内での移籍はない?
岡崎選手のプレミアリーグ行きの確率が高いと見られる理由は武藤選手の移籍だけではありません。
それは、ブンデスリーガのボルシアMGが、岡崎選手の獲得を画策していると報じられたい際に、マインツのハイデルメネージャーが、岡崎選手について、ドイツ国内での移籍を認めるつもりはないと断言していたからです。
ごもっともなお話です・・・。
ドイツでもゴールゲッターとして活躍していおり、同一リーグの他チームにいけば、それ相応の活躍が見込める選手だけに、マインツに在籍していた時よりも岡崎選手に活躍されては目も当てられません。
それならば、金満クラブの多い、プレミアリーグへの移籍が現実的な路線となります。
プレミアでは、レスター以外にもリヴァプールも獲得に動いているとの報道もあり、一体どのチームが交渉の主導権を握るのか、まだまだ未知数ではあります。
しかしながら、日本のみならず、ドイツ国内でも大きな注目を集めている岡崎慎司の去就。
どちらにしても、W杯アジア2次予選のシンガポール戦以降には、大きく話が動くのは間違いないでしょう。