イチローが所属するアメリカメジャーリーグのマーリンズを突如襲った、エース、ホセ・フェルナンデスの事故死。
今シーズン、チームの稼ぎ頭として、ここまで16勝を挙げていた中心的存在を、一瞬にして失ってしまったマーリンズ、そしてアメリカ球界、ファンの衝撃は想像に難くありません。
そんなまさかの事態に、イチローがトレード要因になる可能性が浮上しているようです。
マーリンズ、エース級投手獲得必至で記録達成のイチローを放出?
チームのエースを事故で突如失ってしまったマーリンズ。
決して補強予算が豊富ではないチーム事情を踏まえても、エース級投手の獲得は急務と言えます。
しかし、大金を投じられない以上、金銭プラストレード要員という方向性で球団が動くのは、ほぼ間違いないところでしょう。
他球団からエース級投手を得る為には、それに見合う野手を出す必要があります。
現地メディアの報道では、その筆頭として挙げられているのが、主砲である、スタントン外野手です。
2014年に24歳という若さもあり、マーリンズは13年で370億を超える金額で契約延長を行ないました。
しかし、契約延長以降、故障しがちで主砲としての役割が果たせない状況が続いているため、まだ年齢的には復活の目がある今のうちであれば、商品価値も高いという球団判断があるかもしれません。
そこにプラスして、イチローもトレード要員候補として名前が挙るのではないかと見る向きもあります。
(出典:http://yglove.seesaa.net/article/440562536.html)
マーリンズ的には、4番手の外野手という位置付けのイチローに2億の年俸を支払っているのは、メジャー3000本安打という宣伝文句があったからという声も少なからずあります。
その偉業を達成した今、多くのメジャー選手やファンがリスペクトするイチローを、一定の価値があるうちにトレードに出そうということのようです。
低予算球団ならでとも言えるトレード案と言えますが、あくまで噂レベルの段階とも言えます。
イチローが使い勝手の良い選手であるのは間違いないく、チームメイトからも尊敬される存在ではあるものの、マーリンズならば、そのようなトレードがあっても不思議ではないのも事実・・・。
チームのエースを突然失ったことで、イチローの去就が突然騒がしくなるかもしれません。
10月3日追記
マーリンズの球団幹部がマスコミ関係者の取材に対して、イチローの来季契約延長を示唆している事が明らかとなりました。
近日中に球団から正式発表されるようなので、一先ずトレードの可能性は消滅したようです。
これで、イチローのメジャー17年目はマーリンズということになりそうです。