日本代表では王様としてい君臨している本田圭佑。
しかし、所属するイタリアのACミランではベンチを温める日が多く、今季からチームの指揮を取る、モンテッラ監督の評価は低いままとなっています。
監督就任当時、本田圭佑について「いい選手」と口にしながらも「必要な選手」とは口にしなかったことからも、チームでの序列は厳しいものがあります。
移籍が決定的と見られた今夏でしたが、一先ずACミラン残留となった本田圭佑が、移籍市場でまさかの行動をしていたと、スペインメディアが報じているようです。
プライドだけは一流?本田まさかのバルサへ逆オファー?
今夏の移籍市場では、プレミアリーグの複数のクラブが本田圭佑獲得に興味を示し、オファーが届いたとされています。
しかし、結局移籍は実現せず、今シーズンもACミランで厳しい立ち位置でスタートした背番号10でした。
そんな本田圭佑が、プレミアリーグではなくスペインの強豪、バルセロナへ逆オファーを出していたとスペイン国内のメディアが紹介していたのです。
セリエAからリーガエスパニョーラへの移籍を求めて、メッシ始め欧州でも屈指の最強の攻撃陣を誇るバルセロナに接触をしていたとのこと。
しかし、バルサ側は本田圭佑を戦力として評価しておらず、袖にされたと・・・。
報道の信憑性はなんとも言い難いところですが、このタイミングで出るというのは、記者がバルサの関係者から何かしら話を聞き出した可能性はあるのかもしれません。
いずれにしても、低迷するとはいえイタリアの名門、ACミランで背番号10を背負いながら、チームの中心になれない今の本田圭佑では、バルサにはなんの魅力もないというのは正直なところでしょう。
日本代表では未だ王様からもしれませんが、これが欧州での現実と言えます。
今回のバルサへの無謀とも思える逆オファーが真実だとしたら、本田圭佑のあまりにも高すぎるプライドが、ワールドカップのアジア最終予選を戦う日本代表にとっても足かせとなりそうなのが気がかりです。
現実的な移籍先はMLS?引退後のビジネスも視野にあり?
(出典:http://www.football-zone.net/archives/23765)
本田圭佑がACミランを離れることは決定的と言えますが、その移籍先はプレミアでもリーガでもなく、アメリカのMLSに落ち着くと見られています。
ACミランとの契約が1年を切った今、クラブ側としても放出するのであれば、契約満了後にフリー出て行かれるよりも、少しでも移籍金を獲得したいところでしょう。
となれば、今冬の移籍市場が開かれた時がその時となります。
かねてから、自身の引退後のビジネス展開も踏まえ、アメリカ行きは選択肢としてあったとされる本田圭佑。
しかし、バルサに逆オファー報道が出るくらいなので、もしMLSに移籍の場合は、本田圭佑が希望するクラブは、ロサンゼルス・ギャラクシーかニューヨーク・シティFCあたりに限定されているとも言われています。
ACミラン側が今冬の本田売却を行なうのであれば、移籍金を日本円で10億を切るくらいで設定するのではないかと見られています。
その微妙な額と、意外と高い?本田圭佑の年俸などがMLS移籍を難しくしそうな気配もあります。
なぜなら、MLSではクラブではなく、リーグから選手に報酬が支払われることになっています。
そのため、年俸総額には上限制度が導入されています。
しかし、この制度がネックになる一方、MLSには「特別指定選手制度」があります。
この制度を利用すれば、クラブ側は2人まで(トレードの場合は3人まで)独自の予算で選手の獲得ができます。
ただ、そこまでしてMLSのクラブが本田圭佑を必要とするのかどうか?
場合によっては、契約満了を待っての移籍もあるかもしれません。
もしくは、金満クラブの多いプレミアリーグをやはり視野に入れるのか?
移籍金0でギャラを大幅に下げてまで本田圭佑がMLSに拘るのかどうが、今冬の移籍市場の動向に注目です。