ベニデス新体制となったレアルマドリードで、エース、クリスティアーノ・ロナウドにもどかしい状況が続いています。
リーガ開幕から7試合で、5つのゴールを上げているロナウドですが、その5ゴールは、すべて第2節のベティスとの試合でのものです。
即ち、その他の6試合では1つのゴールもあげることが出来ていないという驚きの事実がそこにあるのです・・・。
幸いなのかどうなのか?
ライバルのバルセロナが、ここまでまさかの2敗という事態もあって、今季開幕から好調のビジャレアルに首位こそ譲るものの2位につけています。
ただ、7試合で負けなし(4勝3分け)ではあるものの、引き分けが多いのは、やはりゴールが奪えていないからなのは事実。
いかに、ロナウドがレアルマドリードの最大の得点源であるという現実を嫌という程実感させてくれます(汗)
開幕前から噂されている、ベニデス監督との確執がそこにあるのか?
そのベニデス監督の戦術がしっくりこないのか?
当のベニデス監督は、例年に比べ、不調と言われても致し方ないロナウドについて、「ロナウドをベンチに座らせることを恐れる事は無い。だが、彼は疑う余地のない選手。彼を交代させないのは、ゴールを保証してくれるからだよ(中略)毎シーズン、50ゴール以上決めてくれるんだからね」と、ロナウドについてコメントしています。
さらに、「素晴らしい選手であり、再びバロンドールを獲得すべき選手だろう」とも。
ちなみに、サポーターからは、ベニデス監督の戦術が守備的だと批判の声も上がっている事については、「私はチームに後方に下がる様に指示したことは一度もない」と言い切っています・・・。
果たして、ロナウドが実質ゴール欠乏症と言ってよいような状態になっているのは、ベニデス監督が関係しているのか?
それとも、チームメイトとしっくりいっていないのか?
単にロナウドがコンディションに問題を抱えているのか?
滅多に見る事の出来ない?ロナウドの姿に、マドリスタでなくても、気になってしまうところでしょうね。