イタリアセリエAのACミランが今シーズンも名門復活とは簡単にいかない気配が早くも漂っているようです。
ここ2シーズンでは、8位、10位と思わぬ低迷を続けいてるACミラン。
背番号10を背負う本田圭祐が、その批判の矢面に立つ事も珍しくはありません。
今夏オフには、積極的は補強も行い、今年こそは優勝争いをとサポーターも願う中、迎えた新シーズンは、開幕戦で早くも黒星を喫するなど、その第一歩はまたも重苦しいもになりました。
そんな中、新監督のミハイロビッチ鬼軍曹?と一部の選手が対立状態にあると、現地メディアでは、報じられているようです・・・。
厳しすぎる指導に選手が反発?首脳陣が監督に聞き取り
開幕間もない段階で、早くも選手と監督の間に軋轢が生じているとされるミラン。
ミハイロビッチ監督の厳しい指導は有名ですが、首脳陣が監督に選手との問題が事実なのか確認するために、会食の場をもったというのです。
時として、選手を罵倒し汚い言葉も口にするミハイロビッチ監督。
就任当初から、ACミランというチーム風土に合うとは思えないと口にするファンも少なくありませんでした。
ただ、2シーズン連続して優勝争いに食い込むこともなく、欧州CL出場圏内の順位も確保できないとなれば、荒療治が必要という意見もあるのは事実。
厳しすぎるその指導で、選手が反発することは少なからず予想はできましたが、リーグ開幕2試合という早い段階で、一部の選手が反発する事態であるのならば、早急に手をうつ必要はあるのでしょう。
ミハイロビッチを擁護するサポーターが多いという現実
今回の、ミハイロビッチ監督の厳しい指導方針について、実際、ACミランのサポーターはどう感じているのか?
そのあたりが気になるところですが、「結果を出す為に選手を罵るはやりすぎ」という意見もありますが、意外にも大半のサポーターは、ミハイロビッチの指導を今のところ好意的に見ているようです。
ここ2シーズンの体たらくもあって、「怠慢な選手の戯言」といった意見や「文句があるならまたもなサッカーを見せてくれ」といった、選手に対する厳しい意見の方が多い様です・・・。
どうやら多くのサポーターは、チームに負け癖が出来てしまって、今シーズンも優勝争いに加われないような無様なACミランの姿は耐えられないようで、手綱を引き締める意味でも、ミハイロビッチ監督のような厳しい指揮官が今のミランには必要だと見ているのでしょう。
そういった意味では、今シーズン控えに甘んじると思われた本田圭祐にそれなりに出番があるのも頷けます。
欧州や南米の選手に比べ、日本の選手は勤勉というか、あれこれ騒がず、目の前の仕事を遂行します。
監督からすれば、ブツブツ文句を言わずに自分の任務を全うしようとする本田の姿勢は、ミハイロビッチに好意的に見られていても何ら不思議ではありません。
決してオシャレな監督ではありませんが、名門のモヤモヤした状態に喝を入れるという意味では、ある意味必要悪といいますか、厳しいくらいが今のチームには、丁度いいと言われても仕方ないのかもしれません・・・。
リーグ開幕2戦で1勝1敗のACミラン。
鬼監督のもと、名門復活の道は開けるのか?
サポーターも厳しい目でチームにプレッシャーをかけてくるのは間違いないようです。