レアルマドリードで選手生活を終えると思われた、GKイケル・カシージャスの放出。
守りにおいては、センターバックのセルヒオ・ラモスの去就も何やら雲行きが怪しく、一部マスコミでは、ペレス会長とラモスの直接の話し合いが不調に終わり、ラモスはマンチェスター・ユナイテッドへの移籍に気持ちが大きく傾いてると報じられています。
センターバックでは、ペペとヴァランも移籍の可能性が少なからずあるとされ、レアルの守備陣は大きく変貌を遂げるのでしょうか・・・。
白い巨人の3トップBBCの移籍はあるのか?
今夏の移籍市場で、大きな注目を集めているレアルマドリードのDFと同じく、チームの看板3トップ、クリスティアーノ・ロナウド、カリム・ベンゼマ、ガレス・ベイルの、いわゆる、BBCに関しても移籍の噂が絶えません。
ロナウドについては、以前からレアルのフロント批判を繰り返したり、チーム内での孤独感を口にするなど、いつレアルを離れてもおかしくないと言われています。
しかも、同郷でありチームメイトのコエントランは、今夏の移籍が決定的と見られていることも、ロナウドの移籍の信憑性の高さに一役買っていると言って良いでしょう。
現時点で、コエントランについては、古巣のベンフィカへのレンタル移籍が濃厚と報道されていますが、プレミアリーグのチェルシーが獲得を狙っているとも言われています。
そして、ロナウド自身も古巣のマンチェスター・ユナイテッドへの復帰がささやかれていましたが、ファンハール監督が今夏の獲得を否定しています。
正式なオファーを出したとされる、フランスのパリ・サンジェルマンについては、ペレス会長が断りを入れたとされていますが、実際のところはハッキリとは見えていません。
ベイルについても、マンチェスター・ユナイテッドが狙っているとされ、ベンゼマも同様にプレミアリーグのアーセナルが獲得に動いていると言われています。
一説には、ベンゲル監督自らがベンゼマに直接連絡を取ったともあります。
ベンゼマについては、ベニデス新監督の戦術では、控えに回る可能性があるため、起用法への不安からチームを離れる可能性が否定できません。
しかし、昨季の3トップが3人とも移籍してしまうようなことはないとは思いますが、何が怒るか分からないのも、また欧州のサッカーです。
ただ、主力選手が出て行く話ばかりで、補強については、今夏ここまで地味な印象のレアルマドリード。
しかしこのままでは、来るべき新シーズでは、タイトル奪還どころか、またバルセロナの背中を追う事になりかねないだけに、ペレス会長も頭が痛いところでしょう・・・。