Jリーグのベガルタ仙台が、明治大学のMF差波優人(さしなみゆうと)が来シーズン入団することが内定したことを発表しました。
差波優人は、青森県出身で、全国高校サッカーで度々注目を集める、青森山田高校出身で、現在は、明治大学で活躍しています。
差波優人プロフィール
1993年6月28日生まれ
身長:168センチ 体重:62キロ
青森山田中学校〜青森山田高校〜明治大学
ポジション:MF(ミッドフィルダー)
2012年に、U-19日本代表に選出されています。
サッカーを始めた子供の頃からの夢だったプロ入りがついに実現することになった、差波優人。
差波優人のプレースタイルや経歴
差波優人は、今月7月に開催される大学生のオリンピック「ユニバーシアード大会」へ参加する、全日本大学選抜候補メンバーに入っています。
明治大学では、中盤のボランチとして、ゲームをコントロールする役割を担い、ロング、ショートとどちらのパスも高い精度で出せるパサーです。
セットプレーも得意とし、2014年のリーグ戦では、22試合に出場し、4得点・7アシストを記録しています。
青森山田高校時代には、1学年上に、現在、ハリルホジッチ監率いる日本代表メンバーの柴崎岳(鹿島アントラーズ)がいます。
差波優人は4年生のため、今年2015年は、大学サッカーの集大成となる年です。
2014年のリーグ戦は、得失点差で専修大学に破れ優勝を逃しているだけに、今年に懸ける思いは大きく、優勝を手みやげに、ベガルタ仙台へ入団したい思いが強いそうです。
ただ、今年はリーグ戦で苦戦しており、現在の順位は、6位となります。
首位の国士舘大学とは勝ち点5差あり、得失点差でも10点離されています。
まだ、折り返し地点なので、後半の巻き返しがどこまで出来るか?
明治大学にとっても、差波優人にとっても正念場となりそうです。
お気に入りの選手はパリSGのマルコ・ヴェラッティ
差波優人は、実は小中高の間は、実は海外サッカーを見るようになったのは、明治大学に入学してからだそうです。
そんな差波優人のお気に入りの選手は、パリ・サンジェルマンに所属するMF、マルコ・ヴェラッティです。
イタリア出身のMFは、ポジションがおなじで年齢も一つしか変らないマルコ・ヴェラッティが、プレースタイルが近いということもあって注目しているようです。
マルコ・ヴェラッティは、差波優人と同じく、いわゆる「中盤の底」をポジションとしますが、どちらかと言えば守備力が高く、ロングボールでのゲームメイクを得意としています。
イタリアA代表入りは、2012年で、翌2013年のオランダとの親善試合で代表初ゴールを決めています。
イタリア人ですが、セリエAでのプレーありません。
※セリエBのペスカーラ・カルチョに2011-2012シーズン所属。
その理由は、ユヴェントスを始めとする複数のイタリアのクラブがマルコ・ヴェラッティの獲得に乗り出しましたが、2012年の夏にフランスのパリ・サンジェルマンと5年契約を結びました。
差波優人も、Jリーグから日本代表、そして海外へとステップアップ出来るか?
来シーズンのベガルタ仙台入りが楽しみです。
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