レアルマドリードの「優勝請負人」という厳しいプレッシャーを背負って新たなシーズンでチームを率いる、ラファエル・ベニデス監督。
チーム内では、ラモスやペペの交渉が難航するなか、カシージャスに変る新守護神として、マンチェスター・ユナイテッドのデ・ヘアの獲得が濃厚とされています。
多くのメディアは、ベニデス監督について、これまでに複数チームでの監督を請け負うなかで、13シーズンで実に104人もの選手を獲得しています。
積極的に戦力補強をし、新たなスターを発掘することでも有名なベニデス監督が、このシーズンオフに狙っているとされる獲得候補選手を御紹介していみたいと思います。
ベニデス監督が狙う獲得候補がプレミアリーグばかり?
シーズンオフでの新戦力獲得で気になるは、レアルマドリードの場合、ベニデス監督の意向以上に、クラブの好みが優先される傾向があるということを前提に見なければいけません・・・。
これはベニデス監督に限ったことではなく、歴代の監督でも同様です。
それがレアルマドリードであることを前提に、今噂に上がっている選手たちを御紹介します。(GKデ・ヘア以外)
FW ラヒーム・スターリング(リヴァプール)
今夏移籍市場で大きな注目を集めているスターリング。
本人はリヴァプールへの残留を望んでいないとされ、契約延長を拒否していると見られ、多くのビッククラブが獲得交渉に動いているとされています。
FW セルヒオ・アグエロ(マンチェスター・シティ)
2014-2015シーズンのプレミアリーグ得点王で、46試合に出場し34ゴールを挙げています。
アルゼンチン代表のストライカーです。
MF エデン・アザール(チェルシー)
モウリーニョ監督お気に入りの中盤の要となり、クラブの優勝に大きく貢献しました。
昨夏も移籍が噂されたアザールですが、モウリーニョが手放す筈はないと見られていますが、唯一移籍を選択するとすれば、レアルマドリード意外にないという声も多数聞かれます。
DF ローラン・コシールニー(アーセナル)
2014-2015シーズンでは、故障の影響などもあり、不遇のシーズンを送ることとなりましたが、評価が高いことに変わりはなく、ベンゲル監督は手放す気はないと言われています。
もしレアル移籍となれば、ヴァランとのフランスセンターバックが実現するかもしれません。
その他、意外な選手としては、アトレティコ・マドリードからチェルシーに移籍した、ジエゴ・コスタも獲得候補に名を連ねているとされますが、さすがにレアルマドリードはないと見られます。
そんなことをすればレアルとアトレティコのダービーマッチが荒れること間違いなしなので・・・。
こうして見てみると、すべてプレミアリーグの選手ばかりです。
このあたりは、ベニデス監督というよりも、先ほども申しました様に、あくまでクラブ側の意向が強い候補選手と言えます。
レアルの補強次第でロナウドの移籍の可能性が高まる?
レアルマドリードが、毎年のようにスター選手を大枚はたいて獲得するのは、今更驚きはありませんが、一つ事情が違うのは、エースのクリスティアーノ・ロナウドが、クラブに対する不信感やチーム内での孤独感を抱えていることがあります。
そのため、2014-2015シーズンは、常にロナウドがレアルを離れる日が近いと言われ続けていました。
そして、今夏移籍市場においては、古巣のマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が取りざたされています。
そんな中での、レアルマドリードの獲得候補とされる選手には、当然のごとくFWのスターの名前が複数上がっていますので、このあたりの交渉次第では、ロナウドの移籍も現実味を帯びてくることになるのかもしれません。
やはりこのチームのシーズンオフは目が離せませんね・・・。