リオ五輪の開幕を前日に控える中、先陣を切ってスタートしたサッカー。
前日の女子開幕に続き、男子では日本代表が登場しました。
ナイジェリア、スウェーデン、コロンビアと同組という厳しすぎる組み合わせでオリンピックに出場する手倉森ジャパン。
初戦の相手は、同世代でアフリカ王者のナイジェリアでした。
飛行機のトラブルで、リオ入りがまさかの試合開始6時間半前とう異例の事態となったナイジェリアでしたが、日本との打ち合いを制し、勝ち点3をきっち取りました。
対して日本は、素直に喜べない事情とは言え、対戦相手が悪コンディションで試合に挑むというラッキーなお膳立てを生かす事ができず、ミスを重ねて大量失点へと繋がってしまいました。
手倉森監督の試合後のコメントに次戦もヤバい予感?
敗戦後の記者会見で、日本代表を率いる手倉森監督は、ナイジェリアが試合開始直前での入国となったことについて、「何となく罠を仕掛けられたかなという気にもなります」と、意味不明な言い訳を行ないました。
こんなリスキーな罠、一体だれが仕掛けるのでしょう?
このような発言が出ている時点で、相手を舐めていたとしか思えません。
監督がこうなのですから、選手の側にも油断があったのでしょう。
試合開始直後から大味な展開となったのはそのためかもしれません。
それにしても、日本の選手のパスミスの多さは異常なレベルでした。
正確だったのはバックパスくらいのものでしょう。
それでもナイジェリアから4点取れたのは、文字通りナイジェリア代表がベストコンディションではなかったからです。
スコアだけみれば、4対5とナイジェリア相手に善戦したように見えるのかもしれませんが、こんな試合を世界でやっているようでは、スウェーデンとコロンビアの試合は相当厳しいものになることでしょう。
次の試合まで中2日しかないなか、油断から招いた大量失点による敗戦のツケを、しっかり返すだけの準備ができるのか?
手倉森監督の手腕に注目です。