収賄疑惑に揺れるFIFA、カタールW杯却下なら日本かイングランドで開催?

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収賄疑惑で大きく揺れるFIFAですが、結局、再選したプラッター会長が辞任を表明するなど、FIFAのお金にまつわる疑惑はまだまだ大きくなる恐れがあります。
 
そんな中、今後予定されている、ワールドカップロシア大会(2018年)とカタール大会(2022年)の開催について、不正の可能性があるとして、開催国変更の可能性も示唆されています。
 
 
すでに、不正があったという証拠出て来た場合は勿論、その疑いが拭えない場合は、欧州の各国が、ワールドカップロシア大会のボイコットの可能性についても言及している状況になっています。
 
FIFAの不正に対しては、すでにFBIも動いており、今後さらなるFIFAの激震もあるのかもしれません。
 

ワールドカップカタール大会の代替開催候補の最有力は日本?

 
現段階で、ロシア大会については、予定通り開催される見込みが高いようですが、2022年に予定されているカタール大会については、雲行きが怪しくなってきているようです。
 
ただでさえ、その猛暑から、カタール大会は異例の冬開催という決定が今年に入って下されたばかりです。
 
 
開催時期が変わるというのは、欧州を始めとする多くの地域の国内リーグや、他の大会との兼ね合いもあって、スケジュール調整は選手のコンディションも危惧されるところ。
 
もし、本当にカタールのワールドカップ招致、そして決定の裏に不正があった場合、確実に他国での代替開催は避けられなくなるでしょう。
 
 
その場合、代替開催国として、どこの国が考えられるかと言えば、アジアですと、やはり日本かと。
 
日本は2002年に共催とは言え、ワールドカップ開催の実績があります。
 
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残念ながら共催になってしまったのは、当時のFIFA副会長を努めた、チョン・モンジュン氏が、日本に先を越されるのは嫌だけど単独で開催する力は韓国にはないと判断し、共催に持ち込んだ曰くがあります。
 
 
 
そのため、日本の単独開催というのは望むところででもあります(汗)
 
 
治安的にも、選手の負担的にも、小さな島国である日本は移動の負担も少なく好都合であるのも事実。
 
スタジアムの綺麗に整備されており、現在すったもんだある「新国立競技場」も2020年のオリンピックでお披露目となるため、その2年後のワールドカップでの使用にはなんの問題もないため、カタールと同じくアジアということで、日本は代替開催国としては申し分ないと言えます。
 

2022年代替開催ならイングランドも可能性あり?

 
今回のFIFAの収賄に関わるカタールのワールドカップ招致・決定に不正があった場合、ワールドカップの代替開催に立候補すると表明したのが、イングランドです。
 
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この発言は、イギリス文化メディア・スポーツ委員会の会長である、ジョン・ウィッティング氏によるものです。
 
 
イングランドも日本同様、あるいはそれ以上と言える、スタジアムとインフラが整っています。
 
そのため、56年ぶりとなるワールドカップ開催を望んでいるようです。
 
 
イングランドは、2018年の大会に立候補するも、ロシアに敗れているだけに、自国でのワールドカップ開催は悲願でもあります。
 
そのため、FIFAの収賄疑惑の捜査が進む中、早めの表明となったのでしょう。
 
 
いずれにしても、公式にカタール大会の招致・決定に不正が認められればの話になりますので、捜査の進展が待たれるところです。
 
 
個人的に気になるのは、先ほど登場した、韓国のチョン・モンジュン氏が、プラッター会長辞任による、次の会長選に出馬する可能性があるとされています。
 
 
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万が一(可能性は低いが)会長当選にでもなってしまうと、カタール大会が代替となった際に、日本をはね除ける可能性は相当高いと言わざるえません。
 
難しいとは思いますが、出来れば立候補そのものを控えてほしいものです・・・。
 
 
というか、チョン・モンジュン氏自身も、2002年のワールドカップ共催を実現するために不正な動きをしたとの疑惑が上がっていますので、まずそちらの真意の確認が先ではないかと思われます。
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