日本サッカー協会が、10月17日(土)に行われる、J1の新潟対松本戦を、日本代表監督のハリルホジッチ氏が視察に訪れる事を発表しました。
驚くべきは、その理由です。
ハリルホジッチ監督は、就任後、これまでは主力メンバーこそ自ら選出していたものの、バックアップメンバーについては、すべてサッカー協会に一任していたという事です。
その結果、監督と協会の間で代表チームの強化を進めるにあたって食い違いが生じていたため、今後は、自らの目で、すべてのメンバーを選考する意向のようです・・・。
視察に行く試合が、地味な気がすることはさておき。
改めて、日本サッカー協会が、どれだけ代表というブランドを食い物にしているのかが、改めて分かりました。
日本代表で稼ぎたい協会のお金第一の方針
今回の一件で、改めて、サッカー協会が日本サッカーの未来より目先の金に向っているかがよく分かります。
バックアップメンバーと言っているものの、実際は、主力メンバーにも、協会の意向が働いているのは明かです。
なにせ、jリーグは盛り上がりにかけ、地上波テレビ放送はほぼなく、収益も悪化。
強引にリーグを2部制に戻したのも、目先の金欲しさです・・・。
そんな中で、日本代表は、現状最も日本のサッカーにおいて、利益が見込めるコンテンツです。
だから、無理してでも欧州クラブに所属する選手を集めて、日本で、中途半端な強化試合を組むのです。
仮に、国内での親善試合をJリーグに所属する国内組だけで構成していたら、観客動員などにもそれ相応の影響がでます。
そのため、日本サッカー協会としては、政治力を駆使して、代表メンバーの選考に口を挟むということなのでしょう。
これは、ハリルホジッチ監督に限らず、これまでの歴代監督でも行われてきたいことでしょうし、年々その傾向が強くなっているというのも間違いないように思えます。
背番号10が、本田圭佑でなく香川真司なのが、某スポンサー絡みというのも、暗黙の了解・・・。
今の日本代表は、今後の日本サッカーの未来ということよりも、協会がいかに潤うか?各スポンサー企業にしっかりメリットが返せるか?
ここが重要なのでしょう。
だから、本田や香川はパフォーマンスに難があっても主力でいられて、スタメンで起用されるのも納得というか・・・汗
まだまだ、色々な意味でフラストレーションが溜まりそうな日本代表です。