2015-2016シーズンのリーガエスパニョーラが開幕し、優勝候補であり永遠のライバルでもある、レアルマドリードとバルセロナ。
両チームの絶対的エース、クリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシに揃って珍事?といっても良いことが起きています。
両エースとも、リーガ開幕から2戦終えてノーゴールです。
本来は、まだ開幕して2戦ということもあり、それほど大きく取り上げるようなお話ではないのでしょうけど・・・。
レアルはロナウドがノーゴールで1勝1分
バルサはメッシがノーゴールで連勝です。
この結果からも、大騒ぎすることではないのかもしれません・・・。
しかし、開幕2戦を見るかぎり、ロナウドにつていは、どこか心配にも思えます。
明らかに元気がなく、ピッチでもイライラしている様子が伺えます。
そこには、昨シーズンまでと、チーム戦術が変った事、当然ながら監督が代わったことも無関係ではないのかもしれません。
メッシについては、実はリーガ開幕2戦でノーゴールというシーズンは、2007年以来となります。
その頃から、シーズン2桁得点が当たり前となっているメッシだけに、開幕僅か2試合でも大きく取り上げられてしまうのは致し方ないところかもしれまんね・・・。
ゴールにまつわるロナウドとメッシの記録とは?
チームのエースであり、最も得点源として期待されているロナウドとメッシ。
当然ながら、ゴールにまつわる記録でも両者は常に刺激しあいっています。
ロナウドは、今シーズン中に記録更新が期待されるものとして、「レアルマドリードの歴代最多ゴール記録」があります。
長年レアルの顔として愛され、キャプテンも努めた、ラウールがもつ323得点が現在の記録となっていますが、その記録に後10ゴールまで迫っているロナウド。
達成は時間の問題とは言え、ラウールの1試合平均0.43得点に対し、1試合平均1.04得点を誇るロナウドなら、リーガ序盤での記録更新が確実視されていますが、開幕2試合ノーゴールなのは確かに気がかりですね。
対するメッシは、すでにバルセロナの最多得点記録を塗り替えています。
かつて、1912年から27年の間に369得点をあげている、パウリノ・アルカンタラの記録を、1世紀近い時を経て、バルセロナの最多得点記録を更新したメッシ(現在412得点)
今後もさらに記録を伸ばすことで、メッシはバルセロナのレジェンドへまた1歩近づきます。
リーガでの最多得点では、ロナウドはメッシを超えられない?
ゴールに関して、クラブという枠から、リーガエスパニョーラへと視点を移すと、リーガの最多得点は、286ゴールでメッシがトップに立っています。
ロナウドは、225得点となり、リーガ歴代で見ると、実は6位の記録となります。
ただ、メッシ以外の選手はラウールを除き、すでに引退しているということと、ラウールも現役とは言え、今季はアメリカMLSのニューヨークコスモスに所属し、ユースアカデミーのテクニカルアドバイザーも兼務するため、多くのゴールを期待するのは年齢(38歳)も踏まえ困難でしょう。
歴代2位の記録をもつ、テルモ・サラが251得点となりますので、ロナウドが単独2位に今季立つのはほぼ間違いないでしょう。
しかし、メッシも当然の事ながら、リーガ歴代最多得点の286からさらに積み重ねて行く事も確実なので、この差は、ロナウドが30歳、メッシが28歳という年齢も幾分考慮すると、ロナウドの逆転は困難であるのも確かです。
常にライバルとして比較されるロナウドとメッシ。
同一リーグなので尚更ですが、2人が今シーズンも多くのゴールをあげ、チームを牽引し得点王争いをしていくのか?
新しいシーズンはまだ始まったばかりですが、どうしてもチームの勝利と同じくらい、両者にはゴールと記録更新を期待してしまいます。