レアルマドリードのファンは、やはりイスコを愛してやまないようです。
この度、スペインメディアのマルカが発表した、ファン選出の「レアルマドリード2015-2016シーズン理想のスタメン」の結果には、トップ下にしっかりとイスコの名前があり、ベニデス監督がトップ下で起用するつもりの、ガレス・ベイルの名前はそこにはありませんでした。
<レアルファンが選ぶ理想のスタメン結果>
システム 4-2-3-1
DF 右から、カルバハル、ラモス、ヴァラン、マルセロ
MF 中盤の底に、クロース、モドリッチ
MF 2列目 右から、ハメス、イスコ、ロナウド
1トップ ベンゼマ
昨シーズンチームの主力として好守に活躍した、23歳のスペイン人MFにはマドリスタのみならず、スペインのサッカーファンが大きな期待を寄せています。
開幕間近のリーガエスパニョーラですが、果たしベニデス監督の元迎える新シーズンの開幕戦に、イスコの姿はあるのでしょうか?
イスコ放出か控え要員ならベニデス監督への視線は厳しくなる?
2015-2016シーズンから、前任のアンチェロッティ監督に代わりチームの指揮を取るベニデス監督。
基本システムは、4-2-3-1となり、2列目のトップ下に、ベイルを置く事を明言しているベニデス監督。
そのような事情もあり、イスコが試合への出場機会の激減を懸念している上に、今夏、レアルマドリードは、インテルから同じポジションの、マテオ・コヴァチッチの獲得を決めました。
このような事が重なり、ベニデス体制のレアルから、ユヴェントスへのレンタル移籍の話も飛び出しています。
覚醒したスペインの至宝、イスコを重要視しないベニデス監督へは、マドリスタの厳しい視線が注がれることは間違いありません。
アンチェロッティ退団後に、レアルの新監督候補として真っ先に名前が上がった際にも、ファンの反応はあまり良くなかったベニデス監督。
イスコ放出なら、ベイル共々、尋常ではないプレッシャーの中での開幕となりますし、残留した場合でも、彼がベンチを温める様な日が続くのであれば、チームが開幕からきっちり結果を出し続けなかった場合、ベニデス監督は、早々にそのポジションを脅かされるような事態もあるのかもしれません・・・。
選手起用の固定化が問題視されていた、前任のアンチェロッティ監督。
結果的には、イスコの力を引き出したという事実が、ベニデス新体制にどのような影響を及ぼすのか?
リーガ開幕は間もなくです。