プレミアリーグの昨季覇者チェルシーが、1年間の期限付き移籍で、ASモナコの、ラダメル・ファルカオと契約したことを正式発表しました。
ファルカオは、昨季期限付きでマンチェスター・ユナイテッドに移籍しましたが、ファンハール監督も元では、思うような出番や活躍が出来ませんでした。
今年のコパアメリカでの復活も期待されていましたが、無得点に終わっています(チームは準々決勝敗退)
そのようなこともあり、新シーズンは、マンチェスター・ユナイテッドからASモナコに戻るのか?チェルシーに移籍するのか?注目を集めていました。
結果は、大方の予想通りチェルシーとなりましたが、ドイツのマインツ移籍を選択した、日本の武藤は今頃ホッと胸を撫で下ろしているのでしょうか・・・。
ちなみに、ファルカオの期限付き移籍には、「買い取りオプション」がついてるようで、来季の活躍次第では、チェルシーへの完全移籍の可能性もあります。
ファルカオはかつての「点取り屋」に戻れるのか?
ファルカオと言えば、コロンビア代表の点取り屋でした。
クラブチームでは、スペインのアトレティコ・マドリードや、ポルトガルのFCポルトでもストライカーとして抜群の存在感を示していました。
しかし、昨年2014年のワールドカップブラジル大会へは、大会前に膝を痛めてしまい、本大会への出場は叶いませんでした。
結果的に、ファルカオはそれ以降、かつての点取り屋の面影は鳴りを潜めてしまい、昨シーズンは、マンチェスター・ユナイテッドで不遇のシーズンを送る事となりました。
今回、今夏の移籍市場でファルカオ獲得の噂が上がった先月6月には、チェルシーのモウリーニョ監督が、「マンチェスター・ユナイテッドで本物のファルカオを見たいと思っているなら、それはとても悲しい事だ」と口にしていました。
それだけ、ファルカオに期待をし、かつての「点取り屋」として復活させる自信があるということでしょう。
年齢的にも29歳と、チェルシーで復活出来るか否かで、今後のサッカー人生が決まるかもしれないファルカオ。
モウリーニョマジックが見物です。
余談ですが、武藤嘉紀はマインツよりも、チェルシーでモウリーニョに鍛えて貰った方が、今後のサッカー人生においてはプラスになったかもしれませんね・・・。
復活未知数でも驚きの報酬?活躍すれば安い買い物なの?
ファルカオがチェルシーに期限付き移籍ということで、その報酬についても注目が集まっています。
コロンビア代表で、かつての面影は鳴りを潜めているとは言え、点取り屋として期待されているも事実。
未知数な日本人FW武藤嘉紀にも、異例とも言える高額な移籍金、7億円を提示したとされる、資金も潤沢なチェルシーでもあります。
気になるファルカオの報酬については、昨季のマンチェスター・ユナイテッド移籍の際と比較すると、実に半減ということのようです。
半減とはかなり厳しい条件かと思いきや・・・・・
マンチェスター・ユナイテッド在籍時のファルカオの週休は、日本円で約5500万円だそうです。
チェルシーでは、そんじょ半分程度にあたる、約2700万円での契約とされています。
これって、安いのでしょうか?
年俸に換算すると、約14億円です。
この辺りの感覚は、まさにプレミアリーグです。
武藤嘉紀獲得交渉時に提示されたとされる移籍金が7億円と言われていますが、それすら可愛く思えます。
しかし、クラブ側としては、ファルカオが期待通りの活躍をしてくれれば安い買い物とみてるようです。
こんな話を聞くと、女子ワールドカップで準決勝まで進んだ、イングランド女子代表の待遇改善にも手を貸してほしいなと思うのは、筋違いなのでしょうかね・・・。
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