先日、アメリカン・バレエ・シアターが、黒人女性として初となる、ミスティコープランドのプリンシパルへの昇格を発表しました。
ミスティコープランドは、アメリカン・バレエ。シアター在籍14年にして、ついに首席の座を射止めたのです。
世界最高峰のバレエ団での異例の出来事に、アメリカでも大きな話題となっています。
そこで気になったのですが、ミスティコープランドは「黒人女性は初」となっています。
ということは、「黒人男性初」はすでにあるということではないかと、ふと思ったのです。
気になると放っておけないので、早速調べて見る事にしました。
黒人男性初のプリンシパルは、アーサー・ミッチェル
黒人の男性として初となるプリンシパルを手にしたのは、アーサー・ミッチェルというダンサーでした。
アーサー・ミッチェルは、1956年にその座を射止めた様です。
ただ、アーサー・ミッチェルは、wikiないですね・・・。
ミスティコープランドと同様にWikipedia情報がないという事実が発覚しました。
ミスティコープランドは、近い将来wiki登場するとしても、アーサー・ミッチェルは難しいかもしれませんね。
というのも、それくらい情報がないのです・・・
分かる範囲内で御紹介させて頂きますと、アーサー・ミッチェルは、先ほども申しました様に、1956年に黒人男性初となる、プリンシパル(首席)を手にしました。
彼が所属していたのは、「ニューヨーク・シティ・バレエ団」です。
そして、今回調べてみて分かったのですが、アーサー・ミッチェルは、バレエ団の創立も当時行っていた様です。
それが、ダンス・シアター・オブ・ハーレム(DANCE THEATREO OF HARLEM)です。
その名にある通り、ハーレムにアーサー・ミッチェルはバレエ団を設立したのです。
彼がハーレムにバレエ団を設立した理由は、あの「キング牧師暗殺事件(1986年)」がキッカケだったそうです。
事件の翌年となる1969年に、ダンス・シアター・オブ・ハーレムを設立し、ダンスを通じてハーレムにおける文化発展に尽力していたそうです。
アーサー・ミッチェルの活動は、アメリカではドキュメンタリーとして放送もされたそうで、彼の教育熱心なところやハーレムでの活動が垣間みれる番組だったそうです。
黒人男性初のプリンシパル、アーサー・ミッチェルには彼の様々な思いがあり、今回、黒人女性初のプリンシパルとなった、ミスティコープランドにもまた、様々な思いがきっとあるのでしょう。
ミスティコープランドのCMの動画が900万回再生間近!プリンシパル昇格効果?
話をミスティコープランドに戻しますと、前回御紹介した、彼女が出演する、アンダーアーマーのCM。
YouTubeでの再生回数が、800万回を超えていることが話題となっていましたが、黒人女性初のプリンシパル効果か?
その再生回数が、900万回間近となっています・・・。
日本での再生回数も今後伸びていくでしょうから、1000万回再生を達成も見えてきましたね。
ミスティコープランドのアンダーアーマーのCM動画は、前回御紹介していますので、そちらにてチェックして頂ければと思いますので、今回は別の動画を御紹介させて頂きたいと思います。
細かい説明は省きます。
踊るミスティコープランドを是非ご覧下さい。
そういえば、前回御紹介した、ミスティコープランド自伝「Life In Motion: An Unlikely Ballerina」が映画化されるお話ですが、どうせなら彼女自身が主演をすればいいのにと思っていましたが、キャスティングにおいて、どうやらその可能性はあまりないようです・・・。
制作会社は、俳優の中からオーディションなどを行って決める方針のようでしたので。
ちょっと残念な気もしますが、逆に誰がミスティコープランドを演じるのか?
それはそれで楽しみかもしれません。
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