当ブログで、昨年末に「スペインで活躍出来る初めての日本人選手」として紹介していた、バルセロナ下部チーム所属の久保建英君(13歳)に、バルセロナ退団の可能性が出てきたようです・・・。
その際にも掲載しましたが、FIFAが2014年の4月に、18歳未満の外国人選手獲得及び登録に違反行為があったとして、バルセロナに対し、今後2度の移籍市場からの締め出しという処分を下しました。
この処分を昨年末に、スポーツ裁判所(通称、CAS)が妥当と判断しました。
久保建英君は、この処分決定以降、試合に出場出来ないため、1年半試合から遠ざかっており、練習しかできない状況にあります。
バルセロナとしては、この処分が不当という考えから、FIFAとCASとは別の方法での法的措置も検討中のようです。
現時点で、久保建英君意外にも、7人選手が同様の状況にあるため、才能ある若手の将来を心配する声も上がっています。
そのため、久保建英君は、バルセロナ退団も視野に入れている模様です。
現在、久保建英君はクリスマス休暇で日本に一時帰国していますが、CASの決定などにより、今後の状況に好転が見られない場合は、バルセロナに戻らない可能性も示唆しているようです。
果たしてバルセロナは逆転案を用意出来るのか?
またしても日本人はスペインから去らなければならないのか?
どうか選手の将来を閉ざすようなことがない決着をしてほしいものです。