ワールドカップ連覇を花道にしたかった佐々木監督?辞めるに辞められない事情とは?

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現在、カナダ開催中の2015FIFA女子ワールドカップ。
 
連覇のかかった「なでしこジャパン」は、7月2日(木)日本時間午前8時から準決勝のイングランド戦を戦います。
 
 
そんな中、なでしこジャパンを率いる佐々木監督が、2016年の1月から3月に予定されている、リオデジャネイロオリンピックのアジア最終予選まで契約が延長されたことが明らかとなりました。
 
 
当初、今年の秋には契約を終える予定だった佐々木監督
 
開催中のワールドカップで連覇を達成できれば最高の花道になると見られていました。
 
 
しかし、協会からの慰留もあり、一先ずオリンピックのアジア最終予選までは、なでしこジャパンに留まるようです。
 
 

佐々木監督が辞めるに辞められない事情とは?

 
早ければ、来年2016年早々に開催される、リオデジャネイロオリンピックのアジア最終予選。
 
今回のリオ五輪では、アジアは2つ枠しかありません。
 
 
実は、ワールドカップよりも狭き門なのです。
 
 
女子サッカーのアジアの盟主といってよい日本が、オリンピックに参加出来ないなどという状況はどうしても避けたいサッカー協会が、今年の秋に監督交代では、アジア予選に向けてのチーム作りにあまりにも不安が大きいため慰留したとされています。
 
 
そのような事情から辞めるに辞められなくなってしまった佐々木監督
 
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なでしこジャパンを2007年から率いて、早8年。
 
 
大きく選手が入れ替わっている訳でなく、どこかマンネリや馴れ合いも出ているようにも見えます。
 
本当のところは、佐々木監督も早く後任監督に道を譲りたいというところのようにも思えますが、サッカー協会の大仁会長が、いつも通りのグダグダなのだと思われますので、致し方ないのでしょうね・・・。
 
 

なでしこジャパン、佐々木監督の後任候補は?

 
一先ず、来年のリオ五輪アジア最終予選までは、チームを指揮することが決まった佐々木監督。
 
気になるのは、そこから先、なでしこジャパンを誰が率いるのかということです。
 
 
元々、佐々木監督が今秋で契約満了の予定だっただけに、後任監督人事を進めていなかた訳ではないでしょう。
 
現時点で、有力後任候補とされている人物が2名います。
 
 
1人目は、2014年のU-17女子ワールドカップで、日本を優勝へと導いた、高倉麻子監督。
 
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そして2人目が、スウェーデン代表を率いる、ピア・スンダーゲ監督です。
 
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ピア・スンダーゲ監督は、女子サッカーの強豪、アメリカの監督経験もあり、高い手腕を誇るだけに、申し分ないでしょう。
 
どちらにしても、佐々木監督の後を受ける監督は、2020年の東京オリンピックを見据えた人材であるはずなので、協会がどう動くのか気になるところです。
 
 
来年のリオ五輪アジア予選の結果如何では、佐々木監督に、大仁会長が「ちょっと待った!」とまた泣きつく可能性も否定できないだけに、しばらく監督人事からも目が離せない、なでしこジャパンです。
 
 
何はともあれ、まずは目の前のワールドカップ連覇。
 
 
一度も勝利した事のないイングランド相手に、佐々木監督がどのような手を打ってくるのか?
 
注目です。
 
 
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