汚職問題で大きな改革が求められるFIFAで、先だって再選を果たしたばかりのプラッター会長が辞意を表明したことで、新会長の選出に動く事となったFIFA。
プラッター氏に実質敗れた格好のアリ王子の出馬は間違いないとして、そこに割って入るのが、ここにきて、ブラジルとアルゼンチンの大スターになりそうな展開になってきています。
元ブラジル代表で、日本代表も率いたジーコ氏が、FIFA会長選への立候補を、先日表明しましたが、それに続く様に、副会長の座を狙っていると思われた、アルゼンチンの「神の手」マラドーナ氏も会長選への出馬を近々正式表明する見込みだそうです。
2大スターは本当に会長選で対決が実現するのか?
ジーコ氏が会長選への出馬を正式に表明したものの、現実問題として、会長選への出馬条件となる、FIFAに加盟する5つの国と地域のサッカー連盟から推薦を受けていない状態にあります。
会長選出馬のためには、まずその条件をクリアーしなければなりません。
当初、ジーコ氏に関しては、プラティニ欧州サッカー連盟会長から、「ブラジルサッカー連盟の会長をまず目指しては?」と進言されたようですが、ジーコ氏にそのつもりはないようです。
一方のマラドーナ氏は、当初は、ヨルダンのアリ王子が次期会長となった場合に、副会長になるのは自分だとなぜか主張していましたが、いつのまにか自らが会長になる道を望んだというのです。
マラドーナ氏の会長選立候補については、ウルグアイのジャーナリスト、モラレス氏が本人から直接聞いたと口にしているようです。
ジーコ氏の出馬はあるとして、果たしてマラドーナ氏は本当に会長選に出馬するのでしょうか?
もしかしたら、ブラジルの英雄ジーコ氏が立候補したことで、ライバル心に火がついて、勢いで立候補してやるとかそんな感じなのではないでしょうか・・・。
何かとその言動が物議を醸すマラドーナ氏。
果たして本気で会長選に出馬するのか、正式発表を待ちたいところです。