ワールドカップロシア大会出場をかけた最初の関門である、アジア2次予選の初戦、ホームで迎えたシンガポール戦をまさかのドローで終えた日本代表。
新監督して、初めて迎えた真剣勝負の場は、思わぬ結果に終わり、ハリルホジッチ監督も、「私のサッカー人生でこんな状況はなかった」と、試合後のインタビューで、おもわず本音が飛び出してしまいました。
そんな中、日本代表のあるスポンサーのCMから、日本代表最多出場記録をもつ遠藤保仁に関するある噂が立っています。
ハリルジャパンに遠藤をゴリ押し？スポンサー枠って？
今回のシンガポール戦の前に行われた練習試合？「キリンチャレンジカップ2015」のイラク戦。
そのハーフタイムで、大会スポンサーを努める、キリンの日本代表応援CMが流されましたが、そこに登場するのは、ハリルホジッチ監督の元では、メンバーに招集されなかった、遠藤保仁選手でした。
CMでは、誰もいないスタジアムで練習をしている遠藤選手を、遠巻きに見ているファンが、気がつけばスタジアムで応援しているという内容のもので、誰がどう見ても遠藤保仁の大代表復帰を望むCMにしか見えません。
日本代表の応援ではなく、一個人の応援のようにも見えます。
ハリルホジッチ監督は、2018年を見据えて、35歳の遠藤は招集せず、若手にチャンス与えています。
以前、ハリルホジッチ監督は、「必要があれば彼を呼びたい」と発言はしていますが、長期的にみれば、ハリルホジッチ監督の方針も踏まえ、遠藤保仁選手の招集の可能性は低いと言わざるえません。
ただ、噂レベルであるとは言え、以前から日本代表には「スポンサー枠」があると言われています。
日本サッカー協会の体質を思えば、あながちあり得ない話ではありませんが・・・汗
日本代表を金銭面でバックアップするスポンサーには、キリン以外にアディダスという大手はいますが、こちらについては、「代表の10番を決めるのはアディダス」というのは昔から定説とされています。
そのようなこともあり、スポンサーの意向を汲んだ日本サッカー協会が、監督に代表選手を推薦するという行為が行われているというのです。
ただ、ハリルホジッチ監督は、頑固で自分の信念を曲げないタイプのため、キリンのゴリ押しを拒否しているとの声もありますが、果たして真相はどうなのでしょう・・・。
あり得ない話ではありませんが、そうなってくると、日本代表の強化の妨げになっているのは、協会とスポンサーというベタで歯がゆい展開になりますね（汗）
どちらにしても、個人的には遠藤保仁選手には申し訳ないのですが、今後の日本代表、日本サッカーそのものの強化という意味では、代表に関しては「お役御免」ということで良いのだとおもいます。
シンガポール戦の思わぬ苦戦で、協会やスポンサーの圧力がハリルホジッチ監督にかかってくるかもしれませんが、歴代監督のようにポリシーを曲げたりしないことを願いたいと思います。
