日本時間5月18日未明に行われた、スペインリーガエスパニョーラの第37節で、バルセロナがアトレてマドリードを下し、2年ぶり23回目の優勝を決めました。
バルセロナは、今後、欧州CLとスペイン国王杯の決勝も控えており、3冠に向けて、まずは大きな目標を成し遂げました。
それに対して、CL準決勝ユベントス戦で、まさかの敗退となり、リーガでは終盤で失速、国王杯に至っては早々に敗退しており、実質無冠で終わることになります。(クラブW杯のタイトルのみ)
名将と言われながら、昨季もリーガ終盤で失速したアンチェロッティ。
昨季はCLの優勝でなんとか体裁を保ちましたが、今シーズンはなんの数字の上ではなんの結果も残せなかったことになります。
度々批判の対象となった、メンバー固定の弊害が、終盤の失速に繋がっているとの声もあり、アンチェロッティ監督の契約は2016年まであるといは言え、今シーズン終了後の去就については、やはり注目が集まりそうです。
レアル会長続投名言も後任にクロップ説浮上?
シーズン前半の快進撃が嘘のような失速で、マドリスタを失意のどん底に落としてしまったレアルマドリード。
アンチェロッティ監督の更迭がささやかれる中、レアルマドリードのペレス会長は続投を明言し解任については否定しています。
しかし、結果的にタイトルをすべて逃してしまった現実がのしかかってき始めた、シーズンの終わりにきて、やはりアンチェロッティ監督の後任に関する噂が改めて出始めています。
その中でも注目されるのが、ドイツブンデスリーガのドルトムントを今季で退団する、ユルゲン・クロップ監督です。
クロップ監督と言えば、日本代表の香川真司をドイツで輝かせた人物として日本でも有名となりました。
47歳と若い指揮官ながら、2010-2011シーズンから2期連続でブンデスリーガを制覇し、CLでも常連となっていました。
しかも、CLではレアルマドリードの難敵としてもドルトムントは輝きを放ちました。
そんな若き指揮官について、ドイツ紙がクロップ監督へのオファーもあり得ると報じています。
今回に限らず、レアルを苦しめた指揮官として、クロップは、レアルマドリードでもかなりインパクトを残していると言われていましたので、あながち噂だけということでもないかもしれません。
現時点で、クロップ監督の去就について具体的なオファーは明かされていませんが、プレミアやブンデスリーガのチームからのオファーもきていると言われています。
特にプレミアのチームは豊富な資金を元に、来シーズンに向けて積極的は補強をするのは間違いないと見られます。
それは、選手だけでなく監督に対しても同様と思われますので、果たしてレアルマドリードがそこに参戦してくるのか?
バルセロナの優勝も決まり、いよいよ今シーズンも残り1試合となったリーガエスパニョーラですが、今後の動向に大きな注目が集まるのは確実です。
レアルマドリードは、選手、そして監督人事でも大型補強となるのでしょうか・・・。