アギーレ後任を間に合わせ人事はしたくないといいながら3月の親善試合に間に合わせたいとする協会幹部は総退陣すべきか?

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アギーレ後任を間に合わせ人事はしたくないといいながら3月の親善試合に間に合わせたいとする協会幹部は総退陣すべきか?

2月3日に(火)ようやく重い腰を上げ、アギーレの解任を発表した日本サッカー協会の大仁会長
 
 
解任決定の理由を、解任前日の深夜に、アギーレ監督に対する八百長問題の告発状がスペインの裁判所に正式に受理されたことと大仁会長は発言しました。
 
これまで一貫して、「アギーレ続投」を明言していた大仁会長でしたが、決断の後押しをしたのは、おそらく現サッカー協会最高顧問の川淵三郎キャプテンなのではないかと思われます。
 
 
しかし、4年からかけて身辺調査なども行い交渉してきたアギーレの採用。
 
 
一体、どこを見てきたのか?
 
 
日本サッカー協会への責任を問う声も聞かれます。
 
 
現に、協会の顧問を努める、釜本邦茂氏も、「協会の幹部は総退陣すべき」と、今回のアギーレ解任会見についてコメントしました。
 
協会幹部については、これまでも、ワールドカップで一定の成果が見られなかった際に、後任人事を急ぎ、その責任の所在をうやむやにするといった行動はありました。
 
 
そこにきての、長期調査を行いながらも、アギーレの八百長問題がある事実すら事前に掴めていなかったサッカー協会の幹部は、それ相応の責任を取るべきだと思われます。
 
なにせ、アギーレが八百長を行ったとされる時期は、協会が調査を開始した後の出来事です。
 
一体なにを見ていたのかと、問われても致し方ないのは確かです。
 
 
大仁会長始め、協会が今回のアギーレとの契約から解任という事に対して何かしら責任を取るのかどうかは、新監督の決定後なのか?その前なのか?もしくは、今回も何も無かったかのように責任をうやむやにするのか?
 
暫く注目を集めることになるでしょう。
 
 
しかし、肝心の後任監督も、次期的には、最悪のタイミングといってよいでしょう・・・。
 
それなりに実績のある監督を選ぶとなると、欧州や南米などは各国のリーグ戦真っ最中。
 
そんな中、早々に日本に来れる監督は期待できません。
 
 
3月には親善試合が2試合。
 
そして、6月には、2018年開催のワールドカップロシア大会の一次予選がスタートします。
 
 
協会の大仁会長は、アギーレ解任発表の席で、「間に合わせたいが、間に合わせ人事はしたくない」と発言しています。
 
 
どちらにしても、3月、最悪は6月のワールドカップ一次予選前に照準を絞るのであれば、監督候補が限られるのも事実。
 
一時的に繋ぎの代行監督を置くという手もありますが、そうなると、海外からではなく、これまでに日本代表チームに関わったことのある日本のコーチ関係者となるのかもれません。
 
kantokukkouho
 
これら現状を踏まえると、日本代表監督候補は、やはり、元名古屋グランパス監督のピクシーことストイコビッチ氏、あるいは、昨年自国開催のワールドカップでは優勝は逃したものの、元ブラジル代表監督のフィリペ・スコラリ氏が最有力候補と見るのが妥当かもしれません。
 
 
ただここにきて、名前が急浮上しているのが、スコラリ氏と同じく、ブラジル人のオリベイラ監督です。
 
オリベイラ監督は、現在ブラジルのSEパルメイラスの監督を努めています。
 
 
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オリベイラと言えば、Jリーグの鹿島アントラーズの監督に2007年に就任後、一年目からリーグ優勝と天皇杯と2冠を達成し、2008年、2009年にもリーグ制覇を成し遂げ、Jリーグ初となるリーグ3連覇を果たしています。
 
現在は、SEパルメイラスの監督ではありますが、元々、2014年に、同じくブラジルの名門、サントスFCの監督に就任したのですが、同年の9月に解任され、その後、パルメイラスと契約していますので、比較的、条件次第では、ブラジルを離れる事が十分に見込める相手だとされています。
 
 
オリベイラ監督含め、現在有力候補とされる、ストイコビッチ氏やスコラリ氏は、Jリーグ監督経験があるため、日本のサッカーを理解している事も大きなアドバンテージとなると見られており、余程の事が無い限りは、この3名の中からアギーレの後任が決定する可能性は高いのではないかと思われます。
 
 
といいながら、何気に可能性があると見ているのが・・・・・
 
 
reonarudo
 
元ブラジル代表で鹿島アントラーズでもプレーした、レオナルド氏です。
 
イタリアでインテルの監督経験もあり、日本にも精通しており、しかも現在はフリーの状態のようです。
 
もしかしたら、レオナルド氏に白羽の矢が立つ可能性もあるのかもしれません。
 
 
果たして日本サッカー協会幹部は自らの責任も含め、後任監督の決定を「間に合わせ人事」にしないよう結論を出せるのか?
 
見守る必要がありそうです。
 
 
 
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