EURO2016の準々決勝、ベルギー対ウエールズが日本時間、7月2日に行なわれ、ウエールズが3対1と快勝し、準決勝進出を決めました。
試合は前半にベルギーが先制するも、前半のうちに同点に追いついたウエールズが、後半は2得点を積み重ね逆転勝ちとなり、アイスランド同様、台風の目となっています。
ウエールズのエース、ベイルは、この試合でゴールこそ生まれませんでしたが、持ち前のスピードとパサーとしてベルギーディフェンスを苦しめ勝利に貢献しました。
これで、準決勝では、一足先に勝ち上がりを決めていたポルトガルと対戦することとなったウエールズ。
両チームのエース、ロナウドとベイルが共にレアルマドリード所属という、待望の世界的ストライカーの対決というカードがEUROの舞台で実現します。
EURO2016の決勝に進むため、チームで存在感を示す事ができるのは、ロナウドなのかベイルなのか?
楽しみなカードです。
ロナウドとベイルは不仲?レアルで囁かれる噂
レアルマドリードのチームメイトであるロナウドとベイルですが、事ある毎に2人の「不仲説」が出てくることも珍しくない光景です。
そもそもは、ベイルがプレミアリーグのトットナムからレアルに移籍してきた際、その移籍金が日本円で約128億とされており、ロナウドがマンUから移籍してきた際の移籍金、約125億を超えたとされています。
そのため、自身のプライドが許さなかったのか?
ロナウドが激怒し、レアルの広報部がイギリスのメディアに対して、ベイルの移籍金を記事にしないよう依頼したとされています・・・。
レアルでチームメイトとなったロナウドとベイルでしたが、何かと比較される、バルサのメッシ、ネイマール、スアレスの公私での仲の良さを引き合いに出され質問を受けた時には、ベイルやベンゼマとプライベートでは付き合いがない事を認めていました。
試合においても度々取りざたされるのが、ベイルがロナウドにパスを出さず自分でゴールを決めうとするとして、ロナウドが不快感を示したといった報道もありました。
サッカーではよくあるシーンですが、絶対的エースとされるロナウドだからこそ、そういった報道がされてしまうとも言えます。
ただ、ベイル自身はロナウドとの不仲説を否定しており、レアルに来たばかりの時に英語が話せるロナウドからの気遣いを感謝しているとの発言もしていました。
(出典:http://news.goo.ne.jp/picture/sports/soccerdigestweb-16579.html)
実際のところ、不仲というよりも、お互いにストライカーとしての自覚とプライドが高いというだけのことなのでしょう。
それが、試合の中で感情的になってしまう場面が互いにあってもおかしくはないと言えます。
そんな2人が、自国の旗を背負ってEURO2016の決勝の舞台に立つために相見える訳ですから、とても楽しみな準決勝になります。
ポルトガルとウエールズ。
果たしてロナウドとベイルのどちらが決勝の大舞台に立つのか?
見逃せない試合となりそうです。