国王杯準々決勝2ndレグ アトレティコ・マドリード対バルセロナ試合結果
日本時間1月29日(木)午前5時前頃から試合が行われた、スペイン国王杯の準々決勝2ndレグ、「アトレティコ・マドリード対バルセロナ」の注目の一戦の試合結果をご紹介します。
この両チームは、2015年に入り、3度目の対決となりますが、過去2度の対決はバルセロナが2連勝中となります。
リーガ3対1 国王杯1対0
アトレティコは、ホームで迎える2ndレグを失点をしないように勝利をおさめるのがベストですが、ここのところ分が悪いバルセロナ戦だけに厳しい戦いが予想されます。
しかし、試合開始直後、ホームのアトレティコがフェルナンドトーレスのゴールで先制します。
時間にして38秒というあっという間の出来事でした。
サポーターにとっては、鳥肌ものの先制ゴールです。
試合開始直後に、いきなり2試合合計で五分に戻したアトレティコ・マドリード。
ホームはいきなり大きな盛り上がりを見せますが、前半9分、バルセロナはスアレスが同点ゴールを決めます。
アウエーゴールを挙げたバルセロナが、これで2試合合計で3対1となり優勢に。
この段階で、ホームのアトレティコは90分で最低でも後2点が必要となります。
前半28分、アトレティコがマスチェラーノのファールでPKを獲得。
ペナルティラインギリギリの判定でしたが、アトレティコにとっては大きなチャンスです。
このPKをラウール・ガルシアが決め2対1に。
しかし、37分のコーナーキックからミランダのオウンゴールでバルサが同点に追いつきます。
アウエーでの2得点で一気にバルセロナが優位となります。
さらにその4分後にはカウンターで、バルセロナのネイマールがゴールを決め、アトレティコは追いつめられます。
その直前のプレーでバルセロナにハンドがありましたが、PKは取ってもらえず、アトレティコにとってはホームで痛い展開となります。
前半は、このままバルセロナが3対2でリードします。
しかし、前半終了直後、ロッカールーム引き上げる際に両チームで小競り合いが・・・。
アトレティコというチームはいつもこんな感じで、どうしてもダーティなイメージが強いです。
どうやらその際に、アトレティコのガビがレッドカードを出されて退場となっていたようです。
ハーフタイムに一発レッドとは・・・。
しかも後半開始直後には、アルダが脱げたシューズをピッチ外に投げつけてイエローカードをもらいます。
どうにもアトレティコというチームは、シメオネ監督含め、幼稚なところが時折顔を除かせるところがあって、とても不快な試合が多いチームです。
このあたりは、FIFAあたりから何かしら警告が必要なのではないでしょうか?
後半1人少なくなったアトレティコは、さらに準決勝進出が厳しい展開となります。
バルセロナとしては、無理をする必要はありません。
この展開で怖いのは、ヤケになったアトレティコの選手のラフプレーだけです。
後半は、一転して、両チーム無得点のまま進みます。
余裕のあるバルセロナと、一人少なくなったアトレティコは5点以上取らなければならないという状況にあるため、さすがに意気消沈であることは否めず、試合はこのまま終了。
バルセロナが準決勝進出を決めました。
アトレティコは、今シーズン、レアルマドリードとのダービーマッチには強いものの、対バルセロナはどうにも分が悪いという展開になっています。
後半戦に入ったリーガの行方に、このあたりの相性が優勝の行方にどう影響するのか?
それはそれで見物かもしれません。