敵地カンプノウでのクラシコでバルセロナに逆転勝利を収めたレアルマドリード。
それ以降、両チームは明暗を分けるかのような戦績が目立ちました。
レアルは欧州CLで準決勝進出を決め、バルサはリーガで首位争いをしているアトレティコに破れ欧州CL連覇の夢は経たれました。
しかも、リーガにおいては優勝が困難な状況だと思われていたレアルマドリードが、気がつけば首位バルセロナ、得失点差で2位のアトレティコに、勝ち点1差の3位となっており、大逆転でのリーガ制覇の可能性が出てきています。
ここ最近は、エースのロナウドが好調なこともあって、リーガ、欧州CL両方のタイトルに期待が係るレアルマドリード。
しかし、チームに得点をもたらすエースが、まさかの怪我により、場合によっては長期離脱の可能性もあるのではと心配されています・・・。
ロナウド欠場はチームにとってメリット?デメリット?
(画像引用元:http://www.afpbb.com/articles/-/3078400)
ロナウドは、4月20日に行われたリーガでのビジャレアルとの一戦で、太ももに張りを訴えピッチから退きました。
現時点で、クラブ側からロナウドの症状や試合への出場が可能なのかが明らかにされていないようなので、もし長期離脱が避けられないような怪我の状態だとしたら、今後のチームの勢いにどのような影響が出るのか気になるところです。
ただ、ロナウドに関してはチーム離脱が必ずしも悪影響ばかりとは思えないようにも感じます。
まず、デメリットとしては、やはりここぞと言うときの決定力や大舞台での活躍は、さすがスーパースターであり、相手チームにとっては、大きな集中力をもって挑まなければならない選手であり、プレッシャーは相当なものになります。
間違いないく「嫌なプレイヤー」です。
しかしその反面、もしかしたらチーム的にはバランスが取れて、より良い形でチームが機能する可能性も否定できません。
ロナウドは誰の目から見ても、我の強さは否定できません。
もちろん、チームのために状況に応じて、周りを生かすことも可能な選手です。
しかしそれでも、ロナウドは「オレが決めてやる」といタイプの選手。
そのオーラが尋常ではないため、多くのチームメイトは彼を必要以上に意識することが当たり前のようになっています。
さらには、ロナウド自身が良くも悪くもストイックなまでの厳しさももっているため、周りの選手にストレスを覚えることが少なくありません。
そのため、表面上は平静を装っていても、実はロナウドは合わせ辛い選手だと思っているチームメイトも少なからずいるはずです。
これらのことから、場合によってはロナウドが外れている方が、チームバランスが取れる可能性は否定できません。
こればかりは、今後のリーガと欧州CLに、ロナウドが間に合うのか否かを見る必要があります。
ただ、個人的には、ロナウドが早期にピッチに戻って、2つのタイトル獲得のためにゴールを決める姿を見たいという思いと、もしロナウドのいないレアルマドリードだったら、どのような結果が待っているのか?
両方気になってしかたないというのが本音です・・・。