ワールドカップロシア大会出場を懸けた、9月開催分ののアジア2次予選のための代表合宿で、ハリルホジッチ監督が、またしても選手の体脂肪の数値にカミナリを落としました(汗)
そして、その中には、またも宇佐美貴史が含まれるています・・・。
ハリルホジッチ監督が求める体脂肪率は12%以下です。
前回、指摘された際には、14%台だった宇佐美貴史。
筋トレの強化や食事でも、野菜から食べる様にするなどの努力を積み重ねて、体脂肪率2%ダウンに成功し、ハリルホジッチ監督の体脂肪のノルマをクリアしました。
ただ、その際も体重的には、今以上に落とす必要はない中での筋肉をつける為のトレーニングや食事制限での体脂肪率の調整は、実際のところかなり厳大変な様子が伺えます。
目次
今回の合宿でハリルホジッチからカミナリを落とされたのは4選手
今回、ハリルホジッチ監督から体脂肪率を指摘されたのは、宇佐美貴史を始め4選手です。
興梠慎三(FW)、西川周作(GK)、遠藤航(MF)になります。
この中でも、興梠慎三は、宇佐美同様に2度目のカミナリです。
前回は、宇佐美よりも高い、16%台という体脂肪率だった興梠慎三。
4%以上体脂肪を落とすというのは、ある意味、ワールドカップのアジア2次予選より大変かもしれません・・・。
体脂肪率10%を切る遠藤がなぜアウト?その理由は計り方にあっ
今回、ハリルホジッチ監督から体脂肪率でダメ出しをされた4選手の内、Jリーグの湘南ベルマーレに所属する、遠藤航は、普段の体脂肪率が10%を切る9%台を維持できているレベルにあります。
そんな、遠藤航がなぜ代表合宿では、ノルマをクリアできなかったのでしょうか?
実は、今回の日本代表の合宿では、Jリーグのクラブとは測定方法に違いがありました。
通常は、よく目にする、測定用の器具を手に持って計るものですが、フル代表の合宿で用いられたのは、その他に、体の数カ所の肉をつまみ上げて測定するという器具も登場したのです。
結果、より細かい数字がはじき出され、全く問題がないと思われていた遠藤航もアウトとなったようです。
このあたりの厳しさもハリルホジッチ監督のスタイル。
ただ、多くの選手が、ノルマをクリアしている以上、今回指摘された4選手は、嫌でも肉体改造に取り組まなければなりません。
東アジアカップで期待外れに終わった興梠は体脂肪率に生き残りを賭ける?
かなり厳しいノルマを選手に科したハリルホジッチ監督。
特に、体脂肪率16%を記録してしまった興梠慎三は、辛いことになりそうです。
相当な覚悟で体脂肪率改善に取り組まなければ、代表定着は難しいところでしょう。
ただでさえ、東アジアカップでは良いところ無く大会を終える事となっています。
前線の選手では、スピードスター永井と同様に戦犯扱いも受けました。
年齢的にも、今年29歳になった興梠慎三は、代表定着が簡単ではありません。
日本代表のユニフォームに袖を通すためには、体脂肪率をなんとしてでも落とす必要があります。
ただでさえ、過去に「喫煙騒動」があった興梠慎三だけに、宇佐美を超えるだけの筋トレや食事制限などが求められます。
でも、そこで根を上げるようでは、東アジアカップの汚名を晴らす事は難しいでしょう。
そのことは、興梠慎三自身が一番よく分かっているはずなので、今後も代表に呼ばれるためには、ハリルホジッチ監督が理想とする体脂肪率に近づくしかありません・・・。
これから迎える「食欲の秋」に、この上ない過酷なノルマとなりそうな予感です。