夏の移籍市場の閉幕直前でも、巨額の補強資金を誇るプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは、さらなる投資を惜しまない様です。
ここにきて突然のように名前が浮上しているのが、ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンのFW、アリエン・ロッベンです。
マンチェスター・ユナイテッドのファンハール監督と同じくオランダ人の高速ドリブラーを、本当に獲得へと動くのでしょうか?
ファンハールが望む、ロッベンへの移籍金提示額は135億?
今回の、ロッベンをマンチェスター・ユナイテッドが獲得に動いていると報じているのは、オランダのメディアです。
昨年のワールドカップブラジル大会で、オランダ代表を率いたファンハール監督が、ロッベンに対して、自身がマンU監督に就任することになった際に移籍を打診したと言われいます。
ただ、バイエルン・ミュンヘンで充実したサッカーが出来ているロッベンにとっては、イエスとは言い辛い状況だったと察します。
あれから1年、諦めきれないファンハール監督がクラブにロッベンの獲得を求めているということのようですが、その獲得資金、日本円で約135億円と報道されています。
見た目はともかく、今年おの始めに31歳となった、ロッベンに対する評価としては、これ以上無い移籍金が提示されていることになります。
資金は豊富にあるものの、かねてから狙っていた、レアルマドリードのベイルの獲得も困難となってしまったマンU。
ファンハール監督としては、ベイルに代わるスピードのあるサイドの攻撃的な選手が欲しいということで、オランダ代表でも、特に高い評価をしていたロッベンということなのでしょうか?
移籍金は魅力だがチームの主力を2人も一度に放出できない?
報道にあるように、ファンハール監督が獲得を望み、もし本当にマンチェスター・ユナイテッドが135億もの資金を投じてバイエルン・ミュンヘンと交渉を行うのだとしたら、金額的には魅力的なオファーなのは確か。
若手の成長などもあり、長期的にみれば、ロッベンに力があるうちに売るというのも悪くない選択でしょう。
しかし、マンチェスター・ユナイテッドと言えば、今夏に、同じくバイエルンのシュバインシュ・タイガーを獲得しています。
長らくバイエルの顔として活躍したシュバイン・タイガーの放出は、バイエルサポーターからしてみれば、いささかショッキングな話でしょう。
そこにきて、ロッベンです。
果たして、同じチーム相手に自チームのスター選手を2人も明け渡すのでしょうか?
単にお金の問題ではなく、サポーターの心象なども踏まえると、移籍市場締め切り間近に交渉をまとめるとは思えないですが・・・。
奇しくも、シュパイン・タイガーとアリエン・ロッベンは同い年。
2017年には、監督というポジションから身を引くと言われているファンハール監督。
プレミアリーグで有終の美を飾りたいという思いが強いとされるファンハール監督ですが、残りの時間はそう長くはないため、目先の勝利のためになりふりかまっていられないということもあるかもしれません・・・。
締め切り直前の移籍市場で、マンUがファンハール監督が、ロッベン獲得という奇跡は起こるのでしょうか?
何が起こるか分からないのが欧州サッカーである以上、締め切りまで、何が起きても不思議ではありませんが・・・。