8月22日から開幕を迎える「世界陸上北京大会」
ボルトを始め、注目選手が多数出場しますが、今回は、男子棒高跳びのルノー・ラビレニに注目してみたいと思います。
ルノー・ラビレニ( Renaud Lavillenie)
1986年9月18日生まれの28歳
身長:177センチ 体重:69キロ
国籍:フランス 乙女座
ロンドン五輪金メダリスト
実弟のヴァランタン・ラビレニも棒高跳びの選手
あの鳥人ブブカを超えるのはこの男しかいないのではないかと期待されているのが、ルノー・ラビレニです。
そんなルノー・ラビレニが、2014年2月に、室内での世界記録となる、6メートル16を記録。
ブブカの室内世界記録を塗り替えました。
この跳躍を目の前で観戦していたセルゲイ・ブブカは、「ようやく次世代にバトンを渡す事が出来て最高」とコメントしています。
21年に渡り誰も超えられなかった壁が打ち破られた瞬間に感慨深いものがあったのかもしれません。
それでも鳥人ブブカはやっぱり凄すぎる!屋外世界記録は不滅か?
ちなみに、「鳥人」と称された、ウクライナのセルゲイ・ブブカの自己ベストは・・・
屋外:6メートル14センチ
室内:6メートル15センチ
となります。
室内については、ルノー・ラビレニが、1センチ記録を伸ばし、世界記録保持者になりました。
しかし、ブブカの凄いところは、屋外でも室内とほぼ変らない記録を打ち立てているところ。
屋外で6メートル14センチという記録は、この先も早々破られることはないとも言われていました。
室内に比べて風の影響もある屋外での6メートル超えは、それだけ大きな難関でもありました。
しかし、ここにきて、7月に開催された、陸上の「ダイヤモンドリーグ第11戦」において、ルノー・ラビレニは、屋外におてい、6メートル3センチの記録を出し大会新記録となりました。
2年前にも同大会で6メートル2センチを飛んでおり、自ら記録を更新しました。
そのような事もあり、世界陸上北京大会では、ブブカの世界記録にどこまで迫れるか注目を集めています。
ルノー・ラビレニの弟も棒高跳びの選手で、実は兄よりイケメンだった?
ルノー・ラビレニは、弟も棒高跳びの選手であり、兄弟揃ってフランス代表として活躍しています。
ヴァランタン・ラビレニ (Valentin Lavillenie)
向って左側が弟のヴァランタンのようです。
1991年7月16日生まれの24歳ということですが、その他情報不明となります(苦笑)
※ヴァランタン・ラビレニの棒高跳びの記録としては、5メートル80センチというものがあるようです。
弟の方が、カッコいい気がしますが、兄の方が人が良さそうな顔立ちです(汗)
ちなみに、2015世界陸上の男子棒高跳びの日程は、予選が大会開幕の8月22日で、2日後の24日に決勝が行われます。
2015世界陸上の棒高跳びの金メダル最有力候補である、ルノー・ラビレニ。
世界陸上では、2013年のモスクワ大会の際に、銀メダルを獲得しています。(金メダルはドイツのホルツデッペが獲得)
屋外でも超人ブブカを超える期待がされている、ルノー・ラビレニは、世界新も視野に入れて、北京で自身初の世界陸上の金メダルを懸けた跳躍に挑みます。