レアルマドリードへの移籍がまもなく正式に決定する、インテルのMF、マテオ・コヴァチッチ。
契約は、2021年まで6年となったようです。
移籍金などにつていは、両チームから発表されていませんが、スペインメディアは、推定として、移籍金が日本円で約41億、年俸は約4億と紹介しています。
レアルの中盤と言えば、モドリッチ、イスコ、クロース、ハメス・ロドリゲス、イジャラメンディなどがいます。
イジャラメンディについては、プレミアリーグのリヴァプール移籍が濃厚とされていますが、本人はレアル残留を希望しているとされています。
イスコについても、ベニデス新体制に加え、今回のマテオ・コヴァチッチ加入で、出場機会の激減を危惧し、移籍を希望しているという報道も地元では出ています。
中盤に豪華メンバーを従えるレアルマドリードが、なぜマテオ・コヴァチッチを必要とするのか?
母国クロアチアでは、「ザグレブの宝」と称されるマテオ・コヴァチッチについて取り上げてみたいと思います。
マテオ・コヴァチッチの経歴
マテオ・コヴァチッチ
1994年5月6日生まれの21歳
身長181センチ 体重80キロ
ポジションMF 利き足:右
国籍は、オーストリアとクロアチアを持つ
マテオ・コヴァチッチは、元々はオーストリアのリンツ生まれになります。
2007年にクロアチアのディナモ・ザグレブの下部組織に移籍し、2010-2011シーズンの16歳でトップチームへと昇進。
その年には、公式戦24試合に出場し、クロアチア国内で一気にその名を知られることとなりました。
2013年にイタリアのインテルに移籍し、背番号10が用意されるなど、若き至宝への期待の大きさを感じさせました。
昨年2014年のワールドカップブラジル大会ではグループリーグ3試合すべてに出場。
そして、今夏、インテルからスペインの強豪、レアルマドリードへ移籍となりました。
マテオ・コヴァチッチのプレースタイルとは?
21歳のミッドフィルダーは、近い将来、ザグレブの宝から欧州の宝と呼ばれるような逸材だとされています。
中盤が充実しているレアルマドリードが獲得に踏み切ったことからも、その期待の大きさは明らかです。
元々、身長が163センチと小柄だったマテオ・コヴァチッチ。
そのため、ザグレブのメッシと呼ばれたこともありました。
ボールコントロールやパスセンスの高さも抜きに出ており、若くして試合の中での判断力の高さは早くから注目されていました。
ただ、小柄だったマテオ・コヴァチッチも、インテルに移籍後には、180センチ超えるまでに伸びています・・・。
しかし、そのプレースタイルは、素早いパスワークを得意とし、チャンスとみれば、前線にも積極的に顔を出す姿は、レアルで同僚となる、ルカ・モドリッチと似ているのかもしれません。
同じクロアチア代表のユニフォームに袖を通す2人が、レアルマドリードで一緒にピッチに立つことはあるのでしょうか?
バルセロナも高い評価をし獲得候補に挙げた逸材は、イタリアからスペインに舞台を移して、さらなる飛躍を遂げるのか、欧州全土から大きな注目を集めています。
マテオ・コヴァチッチの動画をチェック!
マテオ・コヴァチッチのプレーの何が凄いのか?
このあたりは、言葉で語るだけでなく、やはりそのプレーを見るのが一番です。
そこで、マテオ・コヴァチッチのプレー動画をここで御紹介したいと思います。
何故彼が、メッシやモドリッチのように語られるのかが、十分に感じられ内容となっています。
マテオ・コヴァチッチは、新たなシーズンで、スペイン、それもレアルマドリードという、欧州トップレベルのライバル達が集うクラブでの競争から勝ち上がることが出来るのか?
大きな注目を集めることになります。
ただ、マテオ・コヴァチッチの加入で、イスコがもしレアルを離れることにでもなったら、それはとても残念なことだと言わざるえません。
このあたりが、勝利を義務づけられたビッククラブの問題とも言えますが・・・。