国内女子ツアーの獲得賞金ランキングで、日本人トップとなる4位につける菊地絵理香。
イ・ボミ、テレサ・ルー、申ジエと、外国勢がトップ3の賞金女王争いですが、菊地絵理香にその牙城を崩すことを期待したいところです。
8月21日(金)から、LPGAツアーの第23戦「CATLadies」が3日間開催されます。
先週の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」では、初日からスコアを伸ばせず、まさかの34位タイと沈みました。
とは言え、2014年は7度あったツアーでの予選落ちが、2015シーズンは、ここまで僅か1度だけです。
4月に開催された、「KKTバンテリンレディスオープン」で、プロ入り初優勝を飾るなど、まさに今年は飛躍の年と言って良いでしょう。
CATLadiesで賞金ランク3位の申ジエを抜きトップ3入りに期待
菊地絵理香の当面の獲得賞金でのライバルは、韓国の申ジエになります。
先週のNEC軽井沢終了時点での、ツアー獲得賞金が、申ジエが、62,733,000円で3位。
そして4位につける菊地絵理香が、60,339,333円となっています。
その差、239万まで縮まっています。
ただ、申ジエも今シーズンは、予選落ちが菊地絵理香と同じく1度のみ(棄権が1回あり)
そして、優勝が2回あります。
菊地絵理香は、今シーズンの目標として、「複数回の優勝」を挙げています。
8月21日から始まる「CATLadies」は、今の菊地絵理香のコンディションからすれば、まさにシーズン2度目の優勝のチャンスがあるはず。
仮に優勝を逃したとしても優勝争いに加わることが出来れば、獲得賞金で申ジエの上に立つ可能性もあります。
いずれにしても、厳しい戦いが続く、LPGAツアーですが、日本人として、今最もトップ3に食い込んでほしいと期待する、菊地絵理香。
CATLadiesには、500万差で5位に位置する、ディフェンディングチャンピオンの上田桃子も出場します。
「今年は覚醒するのでは?」との声もあるだけに、今週の菊地絵理香のプレーを楽しみにしたいと思います。