女子ゴルフの国内ツアー、「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント(北コース)」の2日目で、史上2人目となる記録が達成されました。
この日、通算5アンダーの14位で終えた、渡邊彩香が、5番ホール(パー4)でイーグル、16番ホール(パー5)でアルバトロスを達成。
この2つを同日に記録するのは、4年前の2011年に有村智恵が、「スタンレーレディスゴルフトーナメント」で達成して以来となり、史上2人目の記録となります。
記録達成について渡邊彩香は、「アルバトロスは、プレイベーとも含め初めて。他の選手よりパー5で2オンすることが多いので1度はやってみたいとは思っていた。」とコメントしています。
ただ、今大会では、パッティングに苦しんでおり、良し悪しとも口にしていますが、記録達成で勢いに乗って、首位の服部真夕と6打差で迎える最終日は、優勝を目指すことを諦めないで行く事を宣言しています。
シーズンどん底の服部真夕が首位浮上!復活なるか?
2日目に好調のテレサ・ルーを押さえて首位に立ったのは、今シーズン不調を極める服部真夕でした。
今シーズンは、3月に開催された「ヨコハマタイヤゴルフトーナメント」から9戦連続の予選落ち(トータルで11戦予選落ち)と、これまででも最大の不調と呼べるシーズンです。
そんな中、先週の「meijiカップ」で優勝争いに久しぶりに絡む事が出来(最終順位は9位タイ)復調への手応えを手にした服部真夕。
1番をバーディでスタートしたことでリズムに乗れ、精神面でも落ち着いて挑めた2日目を終え、最終日は自信を持ってしっかり前を向きプレーをしたいと語った服部真夕が、2012年の「アース・モンダミンカップ」以来となる優勝を飾れるか注目です。
後半9ホールで自己ベスト!大山志保が2位浮上
初日を4アンダー8位タイとまずまずのスタートを切ったベテラン、大山志保。
2日目は、後半の9ホールで自己ベストとなる29をマークし、首位の服部真夕と1打差の2位につけました。
この日は、スタートとなる第1ホールでいきなりボギーとなるなど、焦りを見せた大山志保でしたが、キャディから焦りを指摘され、自分を落ち着かせるようにリズムを取る事を意識したそうです。
加えて、ギャラリーの声援も発奮材料となったようで、後半は一気にリズムに乗れたと振り返った大山志保。
NEC軽井沢72ゴルフトーナメントでは、2006年に優勝を飾っており、大好きなコースと言う大山志保が、最終日もリズムに乗って最高の結果に繋げ、ヨネックスレディスに続き、今シーズンツアー2勝目を上げるか注目です!
ホステスプロの原江里菜は我慢のゴルフで8位タイ
今大会のホステスプロである、原江里菜は、ショットが不振も、6アンダーで8位タイで2日目を終えました。
今シーズンは、「大東建託 いい部屋ネットレディス」で久々の優勝を飾ったことで、以降大きな注目を集めている原江里菜。
優勝以降は、思う様なゴルフが出来ず苦しんでいますが、それでも8位タイで最終日に挑めることで、運はあると捉え、ホステスプロとして、課題のショットの修正に努めたいとの思いを口にしています。
良くも悪くも、2日目をノーボギーで回る事が出来たのは大きかったようで、最終日ではさらなる復調を期待したいところです。