イタリアセリエAのACミランに所属する本田圭祐の移籍が現実味を帯びてきているようです。
プレシーズンマッチで度々トップ下で起用されるなど、本田圭祐自身もミラン残留を希望していることもあって、「今夏での移籍の可能性は低いのか?」とも思われていました。
しかし、ここにきてプレミアリーグの複数のチームが本田圭祐の獲得に本腰を入れてきたとの報道が出てきています。
それは、エバートンとトットナムの2つの名門クラブです。
元々この2チームは、本田圭祐がACミランへの移籍交渉中にも関心を示していたとされるクラブでした。
そして、最新の情報としてイタリア国内メディアが報じているのは、この2チームの内、トットナムが本命だということです。
トットナムがACミラン本田圭祐に正式オファーか?
本田圭祐獲得の可能性はあるプレミアリーグのトットナムですが、ACミランに対して正式なオファーをすでに出しているとも言われています。
一説には、現在トットナムの所属するFW、エリック・ラメラ(アルゼンチン代表)とのトレードも視野に入れているともされています。
エリック・ラメラは、トットナムの前には、ローマでプレー経験もあり、ACミランとしても悪い話ではないようです。
しかも、ミランは本田圭祐獲得の際に、ロシアのCSKAモスクワとの交渉が難航した結果、契約満了をまって獲得したため、移籍金は0円でした。
今回、本田圭祐を売却した場合、日本円で5億円強の移籍金も見込めるため、ACミランとしてはイタリアで実績のあるラメラとのトレード&移籍金獲得は、両チームの交渉を円滑に勧める好材料でもあります。
結局はジャコモの控え?本田の居場所はミランにはない?
常々、ACミランへの残留を希望しているとされていた本田圭祐。
今夏のプレシーズンマッチでは、ある程度トップ下での起用も試されてはいるものの、新シーズンで指揮を執るミハイロビッチ監督は、イタリア代表でもある、ジャコモ・ボナベントゥーラをトップ下で起用する意向であると見られています。
控えとなる可能性が現実味を帯びてきた本田圭祐は、その起用、待遇について納得がいくはずもなく・・・。
その上、可能性は決して高くないものの、PSGに所属するイブラモビッチのミラン復帰がささやかれているため、「背番号10」の剥奪の可能性も出て行きてます。
このようなことから、本田圭祐自身も良いオファーがあれば前向きに捉えるのではないかと見られています。
すでに新シーズンを迎えたイングランドプレミアリーグ。
もし移籍となるならば、チームにフィットするためにも、残されている時間は限られるのですが、果たしてプレミア移籍は実現するのでしょうか?
個人的には、今夏移籍した岡崎慎司や、サウサンプトンの吉田麻也との対決が見れる方がミランのユニフォームに袖を通しているよりも遥かに見たいのですが・・・。