女子プロゴルフの国内ツアー「meijiカップ」が、北海道札幌の「札幌国際カントリークラブ島松コースで8月7日（金）から開幕します。
２戦連続優勝を目指して、好調を維持したまま大会に挑む、原江里菜を筆頭に有力選手が参加するなか、やはり一番注目集めることになりそうなのが、地元札幌出身の藤田光里です。
今シーズンここまで獲得賞金約3620万で12位につけている、藤田光里。
シーズン序盤こそ低迷していたものの、「スタジオアリス女子オープン」で2位を取ると、バンテリンレディスでの4位獲得の次に迎えた、「フジサンケイレディス」は、今シーズン初優勝を飾りました。
藤田光里の帯同キャディの職務停止問題勃発
しかしその後、例のプロアマ戦での藤田光里の帯同キャディ、大江順氏がアマチュア選手に暴言によって不快感を与えたとして、職務停止処分を受けました。
この際は、女子プロゴルフ協会に対して、藤田光里が不信感を示すとされるなど。大きな騒動となりました。
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大江順氏は、6月に開催された「サントリーレディス」から不復帰を果たし、藤田光里とのコンビ復活となりました。
以前から一部では、藤田光里と大江キャディは、選手とキャディ以上の関係ではないかと噂されています・・・。
そんな中、コンビ復活となった「サントリーレディス」では、2日目にはベストスコアとなる66を叩き出し、首位に浮上しました。
残念ながら最終日にスコアを落としてしまい、最終順位は13位タイとなりましたが、彼女のキャディは、やはり大江氏という印象を強く残しました。
地元で復調なるか？自宅から通える地元開催への思い
ここ最近のツアーでは、「サマンサタバサレディス」と先週開催された「大東建託 いい部屋ネットレディス」で、予選落ちと、期待された結果が残せていません。
そんな中での、地元北海道札幌での「meijiカップ」です。
藤田光里にとっては、憧れであった初のメジャー挑戦を蹴ってまで選んだ地元凱旋試合です。
並々ならぬ思いがそこにあることは間違いないでしょう。
特に今シーズンは、プロデビューの2013年に獲得した「LPGA新人戦 加賀電子カップ」をのぞけば、プロ入り後、初のツアー優勝も手にしました。
昨年は、下位に低迷した(32位タイ）地元でのmeijiカップだけに、本人のみならず、地元ギャラリーの特別な思いで声援を送ると思われます。
そんな彼女にとって朗報と呼べるのは、地元札幌ということもあって、自宅から大会コースに通えるということがあります。
まさに地元ならではの恩恵です（汗）
家族のサポート、そして札幌のファンが後押してくれる「meijiカップ」だけに、藤田光里も気合い十分で大会に挑めるのではないでしょうか？
＜meijiカップ初日速報！＞
8月7日（金）に開幕したmeijiカップの初日の途中経過を御紹介しますと、藤田光里は、40位タイ（+1）と出遅れています。
※午後13時45分時点となります。
先週の「いい部屋ネットレディス」でおよそ７年ぶりの優勝を飾りツアー連勝狙う、原江里菜は、首位の堀琴音と4打差の13位タイ（-1）とまずまずのスタートを切っています。
昨年夏にプロデビューの堀琴音が初日に良いスタートを切った様です。
注目の「meijiカップ」は、個人的にも、８月9日（日）まで目が離せない大会となります。
