選手としてよりビジネスマンとして、今夏シーズンオフに注目を集める本田圭祐。
先日は、自身のマネジメント事務所が買収したオーストリアの3部所属チーム、SVホルンについて、「5年後の欧州CL出場が木法」と爆弾発言をおこないました。
ACミランでの立場も危うく、日本代表でもシンガポール相手に引き分けるなど、本業の方では良い話が出てこない状況にあります。
本田圭祐が、サイドビジネスに力を入れる中、ACミランでは、続々と選手補強が進み、新監督も元、フォーメーションも代わることで、すでにレギュラーポジションを失ったとも報道されています。
まだハッキリとした結論は出ていないものの、パリ・サンジェルマンのエースFW、イブラモビッチがACミランに復帰するプランも上がっており、チーム内での立場はかなり怪しい状況です。
それでも本田圭祐はACミラン残留?
チームの選手を見渡せば、本田圭祐が放出されてもおかしくない状況にあると言って間違いないでしょう。
本田圭祐自身が移籍を希望すれば、話は早いかもしれませんが、現時点では、本人も残留を希望しています。
それでも、ACミランとしては、新戦力を獲得するということは、現有戦力の放出も必然となります。
それでも、クラブ側からは、本田圭祐を放出するというプランは出せない事情があるような気配です・・・。
ACミランが本田圭祐を放出する事が出来ない理由とは?
もし、噂されるイブラモビッチのACミラン復帰が実現すれば、チームは彼を中心に構成されることは間違いありません。
そうなると、本田圭祐にはトップしたでの競争が待ち受けているのですが、そこには、レギュラー確定とみられる、ボナンベントゥーラがいます。
しかも、本田圭祐が2番手ということも言い切れないだけに、ベンチを温める日が続く可能性が極めて高くなっています。
このような状況であれば、本人が残留を希望しても、クラブ側が売りに出しそうなものですが、こと本田に関してはそうもいかない事情があるようです・・・。
ACミランが本田圭祐を放出できない理由として考えられるのが、クラブの株を大量に取得し、今夏のACミランの選手補強費用を提供する形となった、タイ人のミスター・ビー氏の存在です。
彼がACミランとビジネスで結ばれた事で、アジアでのマーケティング強化という方針が打ち出されることは容易に想像出来ます。
中国では、今夏トーナメントが開催されるなど、アジア市場へ力を入れて収益を上げるという構想がある以上、日本人の本田圭祐を外し訳にはいかないということになります。
このような事から、ミスター・ビーの手前、クラブ側から本田圭祐を手放すというのは難しということが言えます。
ビジネスマンとしてのプランは着々と進行中の本田圭祐ですが、ピッチに立つ為のプランもしっかり組み立ててほしいと願います。