日本時間7月6日(月)の朝に行われた、2015FIFA女子ワールドカップの決勝、日本対アメリカ戦。
まさかの試合開始早々の連続失点、そして完全アウエーといって良い試合は、なでしこジャパンのメンバーも想像出来なかった展開だったでしょう。
おしくもワールドカップの連覇はなりませんでしたが、気持ちを来年のリオオリンピックに切り替えていかなければなりません。
そんな中、個人的にどのようなコメントを出されるか気になって仕方ない、サッカー解説者のセルジオ越後氏が、なでしこジャパンの闘いについて語りました。
セルジオ越後「よくやった」と評しながらも今後の課題に言及
セルジオ越後氏は、アメリカとの決勝戦について、全体的に差があったと感じ、組み合わせの差も、大会を勝ち抜く力の差に繋がったと見ています。
確かに、日本は、グループリーグ含め、ドイツもアメリカもフランスもいないブロックに助けられた面はありました。
もし日本が、アメリカと立場が逆だったら、決勝進出までの道のりはさらに険しいものだっのは間違いありません。
セルジオ越後氏は、4点目でゲームは終わってしまったと残念な思いを口にしながらも、なでしこジャパンの選手たちについては、「大会を通じてよくやったと思う。」と評しました。
そして、今後についても言及し、今のなでしこは2016年のリオオリンピックで一区切りになると見ており、女子サッカーの盛り上がりが年々高まっていくなかで、各国がより力を入れることも見据え、組織全体の底上げを、協会も含め支援し、世代交代を進めて行くべきと結んでいます。
といった感じで、決勝まで進んだからなのか、女性には優しいからなのか分かりませんが、穏やかな口調のセルジオ越後氏でした。
男子代表に対する辛口がウソのような甘口コメントにビックリです・・・。
でも、やっぱり個人的には、あんなに早く川澄奈穂美を交代させたのは意外でしたね。
もっとプレーさせて欲しかったと思ったりしましたが、それだけ余裕のないゲームに追い込まれてしまったということなんでしょうね。(佐々木監督が)
しかし、アメリカは男子も女子もサッカーが強くなっていってます。
単に国土の違いとかそんな話ではないようには思いますが、見習うべき点は多々あるのではないでしょうか・・・。
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