プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに所属するFW、ファンペルシーの周辺がにわかに騒がしくなってきているようです。
マンチェスター・ユナイテッドとは、まだ1年契約は残っているものの、最近は、クラブに対して戦力補強を口にするなど、その発言の真意が注目されていました。
一説には、来季のファンハール監督の構想において、必ずしもファンペルシーは、レギュラーポジションが確約されているとは言い難い状況にあります。
そのため、来年2016年開催のユーロ2016へオランダ代表としてメンバー入りしたいファンペルシーは、試合への出場機会を求めて移籍を希望しているとされています。
そんな中、複数のクラブとの移籍交渉が取りざたされています。
ファンペルシーの移籍先は?代理人は多くを語らず
ファンペルシーへ関心を示しているクラブには、イタリアのユヴェントスやラツィオを始め、ガラタサライやフェネルバフチェ、ベシクタシュなどの名前が挙がっているようです。
英国のメディアの中には、ファンペルシーの代理人である、フォス氏が、フェネルバフチェとの交渉のためトルコを訪れたと報道しています。
この件について代理人のフォス氏は明言を避けましたが、ファンペルシーに新しいクラブでのプレーが決まれば発表すると口にし、移籍の可能性がある事自体は否定しませんでした。
同時に、トルコに行ったという事実はないとも反論しています。
現段階では、ファンペルシーもチームの練習に参加しているようで、彼自身から移籍についてのコメントなどは当然ありませんが、クラブに対して昨夏なみの大型補強を求めるあたりは、どう見てもチームを離れるとしか思えないのですが・・・。
ファンペルシー移籍は年俸次第?
ファンペルシーは、マンチェスター・ユナイテッドとの契約が後1年となっていますが、未だ契約延長の話は聞かれません。
一説によると、ファンペルシーが望む年俸は、500万ユーロ(日本円で約7億円)とされています。
現在31歳のファンペルシー。
マンチェスター・ユナイテッドは、先日、レンタル移籍で獲得していた、ファルカオを手放しています。(チェルシーが獲得)
ファルカオは現在29歳。
どうやらマンチェスター・ユナイテッドとファンハール監督は、FWの若返りを考えている様子です。
そうなると、ファンペルシーの契約延長は、彼の望むような年俸では厳しいのかもしれません。
移籍交渉先の一つに、イタリアのラツィオがありますが、ファンペルシーに提示した年俸は400万ユーロ(日本円で約5億6千万)と報道されています。
ラツィオでは成果給のオプションもあると噂されていますが、他の移籍候補先も含め、マンUとの契約が後1年のため、移籍金より年俸がある程度移籍には重要視されそうです。
ユーロ2016出場を念頭に置いて移籍先を模索するとされるファンペルシーですが、そのユーロの予選で、ファンハール監督の後を受けた、ヒディング監督の元で、オランダ代表はグループ3位と大苦戦しています。
結局、オランダサッカー連盟は、ヒディング監督の解任を決めました。
このことによって、後任監督に誰が就任するかもファンペルシーにとっては気がかりなところ。
クラブ・代表と、まだまだファンペルシーは、今夏、頭を悩ませる事になりそうです・・・。
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