ミスティ・コープランドとは?黒人女性初のプリンシパルを手にした苦労人バレリーナ

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最近、大きな話題となっているのが、ミスティ・コープランドというバレリーナです。
 
ミスティ・コープランドは、今回、アメリカを代表する有名バレエ団、アメリカン・バレエ・シアター(通称:ABT)の75年の歴史において、黒人女性として初めてとなるプリンシパルを手にしたのです。
 
※プリンシパルとは、首席ダンサーのことで、いわば演目の主役ということになります。
 
 
これまで、バレエの世界では白人が絶対的な存在と言われてきましたが、今回のミスティ・コープランドの偉業が、人種間の厚い壁をぶち破る一つのキッカケになるのではないかと、アメリカでも大きく取り上げられています。
 
 
ミスティ・コープランド自身は、今回の偉業について、「黒人ダンサーとしてこのような機会があるとは思わず、懐疑を感じてあきらめかけた瞬間もあった・・・」事を口にしています。
 
 
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アメリカでは、未だ白人と黒人という壁が完全に取り払われることがありませんが、ミスティ・コープランドが黒人女性初のプリンシパルを手にしたことで、バレエ界では大きな変化が期待できるのかもしれません。
 
 

ミスティ・コープランドとは?wikiもまだない?

 
恥ずかしながら、ミスティ・コープランドというバレエダンサーを、今回の「黒人女性初のプリンシパル」という偉業について報道で初めて知りました。
 
 
そこで、ミスティ・コープランドについて調べてみる事にしたのですが、Wikipediaもまだないようです・・・。
 
ということで、現時点で分かる範囲内でのミスティ・コープランドのプロフィールなど御紹介させて頂きます。
 
 
ミスティ・コープランド
 
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アメリカミズーリ州生まれカルフォルニア育ち
現在、32歳だそうです。
13歳でバレエを始め、2000年から、アメリカン・バレエ・シアター入り。
2007年からソリストへ
 
 
ミスティ・コープランドは、バレエダンサーとては、13歳というかなり遅いスタートと言えます。
 
その上、筋肉質た体格から、「バレエ向きではない」と言われ続けていたそうで、そのため肉体改造に努め、ついにバレエダンサーとして認められたということでしょうか。
 
 

ミスティ・コープランドの影響力について

 
ミスティ・コープランドはTIME誌の影響力のある100人に選ばれました。
 
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彼女を推薦していたのが、あの体操の「白い妖精」こと、ナディア・コマネチでした。
 
 
ちなみに、ミスティ・コープランドは、コマネチ主演のドキュメンタリームービー「ナディア」を7歳の時に鑑賞し、感銘を受け、バレエに興味を持ったそうです。
 
ミスティ・コープランドは、某スポーツのCMの映像が、YouTubeで800万回を超える再生をされるなど、影響力のある100人の名に恥じない存在であるようです。
 
 
 
そこにきての、今回のプリンシパル獲得。
 
 
遅咲きの黒人バレエダンサーに、今後更なる注目がアメリカ国内外で集まりそうですね。
 
 
PS. ミスティ・コープランドが、2014年3月に出版した自伝書「Life In Motion: An Unlikely Ballerina」が、映画化されることに決まっているそうですね。
 
彼女の役を誰が演じるのか注目ですが、もしかしてミスティ・コープランド自身が演じる?なんてこともあるのでしょうか・・・。
 
でも、プリンシパルになったので、映画に出る時間まではないかもしれませんね。
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