4年に一度のナショナルチームによる欧州サッカー最高峰の戦い「ユーロ2024」の開幕が間近に迫り個人的にもワクワクが止まりません。
そんなユーロ2024の大会概要と見所についてご紹介します!
目次
大会概要
ユーロ2024(UEFA European Championship 2024)は、2024年6月14日から7月14日にかけてドイツで開催されます。この大会は、4年に一度行われる欧州サッカーの最高峰の大会で、ヨーロッパ各国の代表チームが頂点を競います。ドイツが大会のホストを務めるのは、2006年のFIFAワールドカップ以来となります。
試合会場
ユーロ2024は、ドイツ国内の10都市で行われます。以下は主要な開催都市とスタジアムです。
ベルリン:オリンピアシュタディオン
ミュンヘン:アリアンツ・アレーナ
ドルトムント:シグナル・イドゥナ・パーク
ハンブルク:フォルクスパルクシュタディオン
大会フォーマット
24チームが出場し、グループステージからノックアウトステージへ進行します。各グループ上位2チームと各グループの3位チームのうち成績上位4チームが決勝トーナメントに進出します。
新星たちが集結!ユーロ2024で注目すべき若手スター選手たち
ユーロ2024は、数多くの若手スター選手たちがその才能を披露する舞台です。今年の大会でも、次世代のサッカースターが誕生する可能性が高く、多くの注目選手が期待されています。以下に、特に注目すべき若手選手たちを紹介します。
ジャマル・ムシアラ(ドイツ/バイエルン・ミュンヘン)
(出典:https://www.reuters.com/article/idUSKCN2AY05V/)
ジャマル・ムシアラは、20歳の若さで既にバイエルン・ミュンヘンの主力として活躍している攻撃的ミッドフィルダーです。彼は卓越したテクニックと視野の広さでチームをリードし、ドイツ代表としてもその能力を発揮することが期待されています。
イーサン・ムバッペ(フランス/パリ・サンジェルマン)
(出典:https://voi.id/ja/sports/343194)
17歳のイーサン・ムバッペは、兄キリアン・ムバッペの後を追ってパリ・サンジェルマンで注目を集めています。彼のスピードとボールコントロールは既に一流であり、ユーロ2024でのブレイクが期待されています。
ヴィトール・ロケ(ブラジル/バルセロナ)
(出典:https://www.completesports.com/ja/barcelona-to-sign-vitor-roque/)
ヴィトール・ロケは、18歳のブラジル出身のフォワードで、バルセロナに移籍予定です。南米での経験と得点力で、バルセロナの攻撃陣に新たな風を吹き込むことが期待されています。
アレックス・スコット(イングランド/ボーンマス)
(出典:https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=441823#google_vignette)
アレックス・スコットは、「ガーンジーのグリーリッシュ」として知られるボーンマスの20歳のミッドフィルダーです。彼のドリブル技術とスペースを見つける能力は抜群であり、イングランド代表としても注目されています。
ラスムス・ホイランド(デンマーク/マンチェスター・ユナイテッド)
(出典:https://www.football-zone.net/archives/441024)
21歳のデンマーク出身のラスムス・ホイランドは、マンチェスター・ユナイテッドでの活躍が期待されるフォワードです。彼のフィジカルとゴール前での冷静さは、ユーロ2024でのデンマーク代表の得点源となるでしょう。
ユーロ2024は、これらの若手スター選手たちがその才能を世界に示す絶好の機会です。サッカーファンはもちろん、初心者の方でも彼らのプレーに注目することで、より一層本大会を楽しむことができるでしょう。
ベテランの意地!ユーロ2024で最後の輝きを放つ選手たち
ユーロ2024は、多くのベテラン選手にとって代表チームでの最後の舞台となるかもしれません。これらの選手たちは長年にわたりサッカー界で輝きを放ち、今大会でもその経験とリーダーシップが期待されています。ここでは、特に注目すべきベテラン選手たちを紹介します。
ルカ・モドリッチ(クロアチア)
(出典:https://www.football-zone.net/archives/456611)
38歳のルカ・モドリッチは、クロアチア代表の心臓部として長年にわたりチームを牽引してきました。スタミナ面での不安は少なからずあるものの、彼の卓越したパスセンスと試合を読む力は依然として健在であり、ユーロ2024が彼の最後の国際大会となる可能性が高いです。モドリッチは、2018年のワールドカップでクロアチアを準優勝に導いた実績があり、今回の大会でもそのリーダーシップが期待されています。
クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)
(出典:https://the-ans.jp/news/284269/)
39歳のクリスティアーノ・ロナウドもユーロ2024で注目のベテラン選手です。ロナウドは、サッカー史上最高の選手の一人とされており、過去のユーロ大会でも数々の記録を打ち立ててきました。特に2016年のユーロでは、ポルトガルを初優勝に導きました。彼のゴールへの嗅覚と圧倒的な存在感は、今回の大会でも健在であることが期待されます。
トニ・クロース(ドイツ)
(出典:https://www.theworldmagazine.jp/20170914/01world/spain/179458)
ドイツ代表、そして2014-2015年シーズンからはレアル・マドリードに移籍し、多くのタイトル獲得に貢献した中盤のテクニシャン。
今シーズンのラ・リーガ終了目前に、このユーロ2024を最後に現役引退を表明しました。
今季はラ・リーガも制覇し、欧州CLでのドルトムントの決勝が控える中、ユーロ2024で有終の美を飾れるか注目です。
マヌエル・ノイアー(ドイツ)
(出典:https://web.gekisaka.jp/news/photo?news_id=154407)
38歳のマヌエル・ノイアーは、長年にわたりドイツ代表とバイエルン・ミュンヘンでゴールを守り続けてきました。彼の驚異的な反射神経とピッチ内での冷静さは、今なお世界最高のゴールキーパーとされています。ユーロ2024が彼の最後の大舞台となるかもしれませんが、そのパフォーマンスには大いに期待が寄せられています。
チロ・インモービレ(イタリア)
(出典:https://voi.id/ja/sports/145352#google_vignette)
イタリア代表のチロ・インモービレは、34歳のストライカーで、ラツィオでの活躍が光っています。彼は、ユーロ2020でイタリアの優勝に貢献し、今回もその得点力でチームを牽引することが期待されています。インモービレのゴールへの貪欲さとフィニッシュの精度は、イタリア代表にとって大きな武器です。
クリスティアン・エリクセン(デンマーク)
(出典:https://www.football-zone.net/archives/365606)
32歳のクリスティアン・エリクセンは、ユーロ2021での心停止から奇跡的に復帰し、再びデンマーク代表の中核を担っています。彼の創造力とパス能力は依然として一級品であり、ユーロ2024でもその実力を発揮することが期待されています。エリクセンの復帰は、サッカーファンにとって感動的なストーリーであり、彼のプレーには多くの注目が集まるでしょう。
ユーロ2024は、これらのベテラン選手たちの最後の輝きを見ることができる貴重な機会です。彼らの経験とリーダーシップが、それぞれのチームにどのような影響を与えるのか、大いに注目していきましょう。
ダークホースに注目!ユーロ2024でサプライズを起こすチームは?
ユーロ2024では、注目される優勝候補だけでなく、驚くべき活躍を見せる可能性のある「ダークホース」チームも多く存在します。これらのチームは、意外な進出を果たすことで大会をさらに盛り上げる存在となるでしょう。以下に、特に注目すべきダークホースチームを紹介します。
デンマーク
デンマークは、過去のユーロ大会でも度々驚きを提供してきたチームです。ユーロ2020では、クリスティアン・エリクセンの心停止というショッキングな出来事を乗り越え、準決勝まで進出しました。今回もエリクセンを中心に、アンドレアス・スコフ・オルセンやジョナス・ウィンドなどの俊足のウィンガーがチームを支えます。彼らの高い攻撃力とチームスピリットは、どの強豪チームとも互角に戦う力を持っています。
セルビア
セルビアは若手とベテランの融合が魅力のチームです。ユベントスで活躍するデュシャン・ヴラホヴィッチやフィリップ・コスティッチ、セルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチなどが攻撃を牽引します。彼らの高いポテンシャルと戦術的な柔軟性は、大会中に大きな驚きを提供する可能性があります。
オーストリア
オーストリアは、ラルフ・ラングニック監督の下で強固なチームに成長しています。ダヴィド・アラバを中心に、コンラッド・ライマーやマルセル・サビッツァーが中盤を支えます。彼らのハイプレスと攻撃的なスタイルは、多くの強豪チームを苦しめる要素となるでしょう。
トルコ
トルコは若い才能が豊富なチームです。ジェンギズ・ウンデルやユスフ・デミルといった選手たちが攻撃を牽引し、チャグラー・ソユンジュが堅固なディフェンスを支えます。監督のヴィンチェンツォ・モンテッラの下で、組織的な守備と迅速なカウンターアタックを武器に大会を進める可能性があります。
スコットランド
スコットランドは、強靭なメンタリティと粘り強い守備が特徴です。ジョン・マッギンやスコット・マクトミネイといった中盤の選手たちがボックス・トゥ・ボックスで活躍し、アンドリュー・ロバートソンがディフェンスを統率します。彼らのチームワークと一貫したプレースタイルは、大会中に大きなサプライズをもたらすかもしれません。
これらのダークホースチームは、ユーロ2024をさらにエキサイティングにする存在です。どのチームが予想外の進出を果たすのか、大会を通じて注目していきましょう。
歴史的ライバル対決!ユーロ2024で実現してほしい注目マッチはこれ!
ユーロ2024では、いくつかの歴史的なライバル対決がファンを魅了することでしょう。これらの対決は、サッカーの歴史に深く根付いており、どの試合も白熱した戦いが期待されます。以下に、特に注目すべき対決を紹介します。
ドイツ vs オランダ
ドイツとオランダの対決は、サッカーファンにとって最も象徴的なライバル対決の一つです。この対決は、1974年のワールドカップ決勝や1988年のユーロ準決勝など、数々の名勝負が繰り広げられてきました。オランダが1988年のユーロで西ドイツを破り優勝した試合は特に有名です。両チームの新旧のスター選手が対峙するこの試合は、ユーロ2024でも大いに注目されるでしょう。
フランス vs ポルトガル
フランスとポルトガルの対決も見逃せません。1984年のユーロ準決勝での劇的な延長戦の末、フランスが3-2で勝利した試合や、2016年のユーロ決勝でポルトガルが勝利し、初優勝を飾った試合など、両国は歴史的な名勝負を数多く繰り広げてきました。フランスの攻撃力とポルトガルの守備力がぶつかるこの試合は、ユーロ2024でも激しい戦いが予想されます。
イングランド vs スコットランド
イングランドとスコットランドの対決は、世界最古の国際サッカー対決として知られています。この対決は、19世紀後半から続く伝統的なライバル関係に基づいています。特に、1996年のユーロでの対戦や、2020年のユーログループステージでの対決は、ファンの記憶に新しいでしょう。ユーロ2024でも両国の対戦が実現すれば、サッカー界全体が注目する試合となること間違いなしです。
スペイン vs イタリア
スペインとイタリアの対決もまた、ユーロの歴史に残る名勝負が多くあります。2012年のユーロ決勝でスペインが4-0で圧勝した試合や、2020年のユーロ準決勝での激闘は記憶に新しいです。両国はともに技術的に優れたプレースタイルを持ち、どの試合も見ごたえがあります。
ポルトガル vs スペイン
ポルトガルとスペインの対決も、ユーロ2024で注目される試合の一つです。両国は近年、ワールドカップやユーロで何度も対戦しており、その度に激しい戦いが繰り広げられてきました。特に、2018年のワールドカップでの3-3の引き分け試合は記憶に新しいでしょう。ユーロ2024でも両国の対戦が実現すれば、サッカーファンにとって見逃せない一戦となることは間違いありません。
ユーロ2024テレビ放送の完全ガイド:視聴方法と見逃せない試合!日本での放送予定は?
注目のユーロ2024ですが、テレビ放送などはどうなっているのか気になるところです。
2024年5月22日時点でわかっている放送予定は海外での中継のみです。
ユーロ2024のテレビ放送は多くの国で予定されています。以下は主な放送予定と視聴方法です。
イギリス
イギリスでは、ITVとBBCがユーロ2024の放送を担当します。ITVは大会開幕戦のドイツ対スコットランドを始め、いくつかの重要な試合を独占放送します。また、ラウンド16や準決勝の第一選択権を持っています。BBCも多くの試合を放送し、特にイングランドとスコットランドのグループステージの試合をカバーします。
アメリカ
アメリカでは、FOX Sportsがユーロ2024の放映権を持ち、全51試合を放送します。FOXネットワークは29試合、FS1は17試合を中継予定で、Fuboも全試合をストリーミング配信します。スペイン語の放送権はTelevisaUnivisionが持っており、UnivisionやTUDNで視聴可能です。
その他の地域
他の多くの国々でも、ユーロ2024は広範に放送されます。例えば、ドイツではRTLやDeutsche Telekom、ZDFが試合を中継します。フランスではM6やTF1、イタリアではRAIやSky Italiaが放送を行います。また、日本では未定ですが、スポーツ専門のチャンネルやストリーミングサービスが放映する可能性があります。
ということで、日本での放送はまだ未定の状況のようです。
本大会の予選の段階では、DAZNが配信していましたが、現時点では未定です。
前大会まではWOWOWが中継していましたが、今のところこちらも発表はありません。
サッカーコンテンツは放映権の高騰が進み、日本代表のホームゲームですら地上波放送できな異常自体もあるくらいですから、一体どうなるのか気が気ではありません。
まとめ
ユーロ2024は、世界中のサッカーファンにとって見逃せないイベントであり、日本国内については未定の状況ですが、世界各国の放送局やストリーミングサービスを通じて全試合をリアルタイムで楽しむことができます。この大会を通じて、歴史的なライバル対決やダークホースの活躍が期待され、サッカーの魅力が存分に発揮されることになるでしょう。