11月15日に行なわれるサッカーワールドカップロシア大会の最終予選、日本対サウジアラビアの一戦。
招集された選手達が代表チームに合流する中、所属するACミランでほぼ戦力外とも言える扱いを受ける本田圭佑も帰国しチームに合流しました。
先月の最終予選、イラク戦とオーストラリア戦でもクラブでの出場機会の減少が影響したのか、目立った活躍が出来ませんでした。
その時と同様、もしくはそれ以上に厳しい中でのサウジアラビアを迎えるとあって、代表チームを率いるハルルホジッチ監督の去就も含め本田圭佑にも注目が集まっています。
チームの戦い方をハリルに直談判発言の本田
(出典:http://www.footballchannel.jp/2013/06/03/post5034/)
帰国後の本田はサウジアラビア戦では、いつもの右サイドで起用されると見られていますが、個人のポジションも含め代表チームの戦い方について、ハルルホジッチ監督としっかり話そうと思っていると「直談判」する意向があることを口にしました。
そのための試合となるのが、サウジ戦の前に行なわれる親善試合、オマーン戦。
そこでチームの戦い方を再確認するつもりという事かもしれません。
しかし、気になるのは所属チームで結果を出していない上に、そもそも試合にもほとんど出場できていない本田圭佑の言葉に、プライド高いハリルホジッチがどれだけ聞く耳をもつのか?
正直、疑問です。
確かに、今の日本代表においてハリルホジッチ監督にとってはパフォーマンスに少々難があっても外せない存在なのが本田圭佑です。
だからといって、結果を出していない選手の助言や意見を、あのハリルホジッチ監督が聞き入れるのか疑問です。
そもそも、海外組であっても試合に出ていなければ呼ばないと明言していたはずのハリルホジッチ。
その時点で、すでにブレている監督と、結果を出していないのに意見をする選手では、どのみち大きな変化は望めないようにも思えます。
どのような世界でも、結果を出した人間は意見を出来るというのは変らないものです。
そういった意味でも、本田圭佑もハリルホジッチ監督もプライドが先に立っている状態なのかもしれません。
ただ、それでも本田に依存せざる得ない今の日本代表という現実が最も大きな不安材料であると言わざる得ないだけに、サウジアラビアとの一戦がその不安を払拭できるのか?
注目です。